「ウマ駆ける古代アジア」既刊・関連作品一覧

ウマ駆ける古代アジア

6000年前、北アジアで人は野生のウマに出会った。草原の民の最高の伴侶となったウマは、騎馬・調教の方法と、馬車の技術とともにユーラシア全域に広まっていく。シュメルの戦車として、スキュタイの騎馬遊牧として、漢の軍馬として……。最新の考古学の発掘成果を駆使し、ウマと人の最古のつながりを探る渾身の書。

【目次】
1 ユーラシア草原のウマとヒト――ウマ利用を開始したウクライナ草原
2 車輪と車両の発明――橇から馬車へ
3 馬車そして古代戦車の発生――草原とメソポタミアのあいだ
4 古代戦車中国へ――殷墟に埋れた馬と車
5 騎馬と遊牧と騎兵
6 馬と人の社会