大英帝国の<死の商人>

講談社選書メチエ
ダイエイテイコクノシノショウニン
大英帝国の<死の商人>
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内容紹介

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目次

序章 「死の商人」とは何か
第一章 幕末維新を武器から読む
1 薩長、イギリスに完敗す
2 佐賀藩、大砲を作る
3 洋銃、日本に流入す
第二章 アフリカの悲劇
1 銃と奴隷と
2 列強の思惑
第三章 イギリス銃産業の興亡
1 ロンドン万国博覧会
2 産業革命なき産業
3 バーミンガムの黄昏
第四章 海軍恐怖・虚偽情報・賄賂
1 「帝国」を防衛せよ
2 マリナー・パニック
3 シーメンス事件
第五章 巨大企業、アームストロング社
1 アームストロング社と日本海軍
2 兵器ひとすじに生きた男
3 軍艦製造への進出
第六章 軍縮と武器輸出
1 兵器産業の「危機の二〇年」
2 方針転換
3 アメリカからの逆風
第七章 兵器産業国有化論争
1 王立調査委員会
2 白熱するやりとり
3 「死の商人」の裏切り


あとがき
関連年表
索引
●兵器産業国有化論争

製品情報

製品名 大英帝国の<死の商人>
著者名 著:横井 勝彦
発売日 1997年08月08日
価格 定価:1,602円(本体1,456円)
ISBN 978-4-06-258110-3
通巻番号 110
判型 四六
ページ数 260ページ
シリーズ 講談社選書メチエ

著者紹介

著:横井 勝彦(ヨコイ カツヒコ)

1954年生まれ。明治大学大学院商学研究科博士後期課程単位取得退学。明治大学商学部教授。専攻は近代イギリス経済史。著書に、『アジアの海の大英帝国』(同文舘)、訳書に、H・B・ピーブルス『クライド造船業と英国海軍』(日本経済評論社)、A・ポーター編『大英帝国歴史地図』(共訳、東洋書林)がある。