ローマ帝国と地中海文明を歩く

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ローマ帝国と地中海文明を歩く
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内容紹介

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目次

  • 第一章 ローマ繁栄の光と陰を訪ねて
  • ●チルコ・マッシモーー『ベンハー』で知られる戦車競走場は40万人もの観衆を収めた。ムッソリーニが甦らせ、20世紀ファシズムの産物とも言われる遺跡の全容。
  • ●フォロ・ロマーナと皇帝たちの大浴場――カエサルの墓、元老院、凱旋門が建ち並ぶ帝国中枢。『テルマエ・ロマエ』でお馴染みの大浴場は皇帝たちが競って建造。
  • ●オスティアーーローマの胃袋を支えた外港はポンペイを凌ぐ人口で繁栄を誇った。大浴場、劇場、食糧倉庫や沈船にいたるまで、歴史学・考古学の成果を盛り込む。
  • ●ポンペイーーナポリ近郊の遺跡には紀元1世紀に大噴火で埋没した町の日常が当時のまま残る。民家の落書きから優雅な暮らしや娼家で遊ぶ庶民の姿をうかがう。
  • 第二章 帝国の周縁を彩る神殿と要塞・城壁
  • ●トルコ・ディデュマの神殿――古代ギリシャからローマ帝政期に栄えた巨大なアポロン神殿は7階建てビルの高さとサッカー場ほど広いテラスで見物人を圧倒する。
  • ●帝国東部の要・アンティオキアーーマケドニア時代に建設され首都ローマに準じるほど重視された東方の要の都市計画とユダヤ教、キリスト教が混在する遺跡を辿る。
  • ●エディンバラからハドリアヌス帝の長城へーーローマ帝国の最北端、ブリタニアとスコットランドの境界に横たわる長城を訪ね、帝国の北方進出と防衛体制を見る。
  • 第三章 地中海文明の源流を探索する
  • ●クレタ島のクノッソスとゴルテュンーー迷宮で知られるクノッソスは先史時代から続く希有な町。ゴルテュンと覇を競い、ローマ帝政期も生き抜いた歴史を辿る。
  • ●サモトラケ島の神殿遺跡――ニケ像で有名なサモトラケはギリシャの植民都市。神殿を寄進したマケドニアのフィリッポス2世の野望とローマに敗れるまでを追跡。
  • ●大英博物館に収蔵されたメソポタミア文明の遺物
  • ●アテネ考古学博物館の名品・秘宝
  • ほか

製品情報

製品名 ローマ帝国と地中海文明を歩く
著者名 著・編:本村 凌二 著:島田 誠 著:池口 守 著:佐藤 昇 著:樋脇 博敏 著:澤田 典子 著:井上 秀太郎 著:中西 麻澄 著:渡辺 耕 著:中川 亜希 著:長谷川 敬 著:志内 一興 著:伊藤 雅之 著:橋本 資久 著:宮崎 亮 著:岡田 泰介 著:田中 創 著:上野 愼也 著:三津間 康幸 著:高橋 亮介 著:大清水 裕
発売日 2013年04月23日
価格 定価:2,860円(本体2,600円)
ISBN 978-4-06-217695-8
判型 四六変型
ページ数 418ページ

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