内容紹介
20世紀後半、マングローブ林の奥、ナッソウ山脈の懐に、地上最後の石器文化を保持する原始農耕民・山地パプア諸族。その生活様式が文明に接し変容する……。見られる側と見る側の文化の「ズレ」を埋めゆく過程を、生々と軽妙なタッチで描き尽し、自己中心的な「文明人」に衝撃を与えたルポルタージュ。社会構造の二類型を分析、人間と文化の普遍的基盤を示す。文化人類学の分野でも高い評価を得た名作。
地上最後の石器文化を保持する原始農耕民 ニューギニア高地人が文明に接し変容する瞬間を生々と軽妙なタッチで描き出したルポルタージュの傑作。同時に文化人類学の分野でも高い評価を持っている。
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