内容紹介
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目次
- 学術文庫版まえがき
- はじめに
- 第一部 森と野はらと畑の世界
- 第一章 稲作以前とは何か
- カンジキという民具の底に
- ブナの森に抱かれて
- 稲作の外部/畑作の復権
- 枷としての農本主義
- 第二章 食の文化の深みへ
- 山に生かされた日々
- 主食としてのソバとカブ
- ヒエをめぐる民族史
- 米/肉の裂けめに
- 第三章 山野の民俗誌を織る
- 山村調査・山形篇から
- 原像としての北の焼畑
- 山野の幸の採集
- 第四章 狩猟の原風景を求めて
- 春のクマ狩り モノと技術の組織化
- 民族史の結ぼれ
- 第二部 それぞれの帰郷の時代
- 第一章 野辺歩きの旅から
- さらば、芭蕉的なるものよ
- もうひとつの東北への道
- 野辺を歩き、野良を耕す
- 楕円の民俗学へ
- 第二章 ほんたうの賢治を求めて
- 村の衰滅のなかで
- 賢治の東北とは何か
- それは可能性の種子である
- 第三章 可能性としての民俗学へ
- 巨人たちが去ったあとに
- 変容の民俗誌のために
- 一国民俗学を越えて
- 第四章 棄郷と帰郷のはざまに
- 柳田国男から内発的発展論へ
- 変わりゆくムラと都市
- あらたな帰郷の文体
- 村からのエコロジー
- おわりに 東北ルネッサンスのために
- 内在的な批判からの出立
- 地域、多数性を内に孕んで
- 辺境史観を越えて
- 幻の『東北学』創刊の辞
- 解説…………内藤正敏
- 初出一覧
製品情報
製品名 | 東北学/もうひとつの東北 |
---|---|
著者名 | 著:赤坂 憲雄 |
発売日 | 2014年11月11日 |
価格 | 定価:1,056円(本体960円) |
ISBN | 978-4-06-292268-5 |
通巻番号 | 2268 |
判型 | A6 |
ページ数 | 288ページ |
シリーズ | 講談社学術文庫 |
初出 | 本書の原本は、『東北学へ3 東北ルネッサンス』として、1998年に作品社より刊行されました。 |
関連シリーズ
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弥勒 宮田登
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今を生きる思想 宮本常一
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世界の音 楽器の歴史と文化
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日本人の死生観
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埋もれた日本地図
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神主と村の民俗誌
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魚の文化史
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江戸滑稽化物尽くし
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熊野詣
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言霊と他界
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境界の発生
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蛇
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民俗学の旅
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明治大正史 世相篇
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日本藝能史六講
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庶民の発見
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ふるさとの生活
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年中行事覚書
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おとこ・おんなの民俗誌