続 夫の後始末  今も一つ屋根の下で

ゾクオットノアトシマツイマモヒトツヤネノシタデ
  • 電子あり
続 夫の後始末  今も一つ屋根の下で
自分メモ
気になった本やコミックの情報を自分に送れます

内容紹介

+ もっとみる

目次

目次
第一部 夫の死、それから  
 最後の日、思い出すこと
 私は取り乱さなかった
 その日がしあわせであること
 いつ捨てても、惜しくない体
 慎ましく、変わらぬ日々
 人間の運命は予測がつかない
 「へそくり」を見つけて
 夫へのささやかな仕返し

第二部 新たなる家族の来訪 
 ペットショップで猫を見かけて
 同じ日課で生きる
 それぞれの運命を受け入れる 
 欠けていることこそ、人間の妙味
 夫の死後、しつらえたテーブルで
 どこで飼うか、という難問
 猫たちの上下関係


第三部 人間の器量 
 早寝早起き、律儀に暮らす
 暑さの凌ぎ方に、昔日を思う
 バカであることの偉大さ
 老年の悲しさとは
 「いい人」ほど始末に負えない
 寛大さと優しさ

第四部 自分の後始末 
 私が死んだら、家族はどうなるか
 死に場所をどこに見つけるか
 「善悪」とは別の気休め
 苦悩もまた、人間の資産
 魅力的な人生を生きるために
 そして死は迫りくる
 寄り添って生きるということ
 私たちに与えられた使命

製品情報

製品名 続 夫の後始末  今も一つ屋根の下で
著者名 著:曽野 綾子
発売日 2020年08月19日
価格 定価:1,000円(本体909円)
ISBN 978-4-06-520874-8
判型 新書
ページ数 202ページ
初出 「週刊現代」2018年12月1日号~2020年3月14日号 単行本化にあたり、加筆修正を行いました。

オンライン書店で見る