内容紹介
平安の世に権勢並ぶものなき栄華を誇った藤原氏。その華やかな貴族文化も地方政治の乱れから次第に崩壊し、代わる新興武家勢力の両雄・源氏と平氏の宿命的な争いとなる。本巻では、保元・平治の乱に始まる源平の合戦から室町幕府の終末までを取りあげ、乱世における武家政治の不条理を描く。平清盛-源頼朝-足利尊氏と受け継がれた覇権は途絶え、応仁の乱をもって日本の中世は幕を閉じんとする。
目次
- 32 藤原氏の全盛
- 33 八幡太郎義家
- 34 後三条天皇
- 35 院政
- 36 保元の乱(上)
- 37 保元の乱(下)
- 38 平治の乱
- 39 平家の全盛
- 40 源三位頼政
- 41 平家の都落ち
- 42 源義経(上)
- 43 源義経(下)
- 44 源頼朝(上)
- 45 源頼朝(下)
- 46 承久の御計画(上)
- 47 承久の御計画(下)
- 48 北条時宗
- 49 後醍醐天皇
- 50 楠木正成
- 51 建武の中興
- 52 吉野57年(1)
- 53 吉野57年(2)
- 54 吉野57年(3)
- 55 吉野57年(4)
- 56 室町時代
製品情報
製品名 | 物語日本史(中) |
---|---|
著者名 | 著:平泉 澄 |
発売日 | 1979年02月08日 |
価格 | 定価 : 本体1,000円(税別) |
ISBN | 978-4-06-158349-8 |
通巻番号 | 349 |
判型 | A6 |
ページ数 | 254ページ |
シリーズ | 講談社学術文庫 |
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