プロ野球 最強の助っ人論

講談社現代新書
プロヤキュウサイキョウノスケットロン
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プロ野球 最強の助っ人論
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内容紹介

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目次

  • 序 章 ベンチで勃発していた監督vs.助っ人「殴り合い」寸前の一大事
  • ―2014年シーズンの明暗を分けた助っ人の存在/楽天が日本一から最下位に転落した理由/日本プロ野球史上最悪の外国人選手/イニング途中の守備交代に激怒したマニエル/チームの中心選手「放出」の代償/ホーナーの衝撃/ヤクルト黄金時代の舞台裏 ほか
  • 第1章 日本に「向いている選手」と「向いていない選手」の見分け方
  • ―「彼はウォーニング・トラック・フライ・ボール・ヒッターか?」/マグワイヤが日本では通用しない理由/カブレラを獲るかラミレスを獲るか/バースがヤクルトのユニホームを着ていた可能性 ほか
  • 第2章 「成功する選手」と「ダメ外国人」を分ける18の判断基準
  • ―エルドレッドが大化けしたワケ/大失敗の可能性が高いタイプ/重要なのはバレンティン、ゴメスのようなパワー/マートンにもある「活躍する外国人打者の共通点」/「扇風機」の見分け方/ファウルの仕方と重心移動に注目/最低でも92マイルはほしい/日本人にはない資質と「ディセプション」に着目/サファテを強く推薦しなかったワケ ほか
  • 第3章 なぜヤクルトの助っ人は「アタリ」が多いのか
  • ―門外不出の情報を入手する方法/巨人に「ポンコツ」が多かった背景/名前重視の獲得から現地スカウト体制の導入へ/スカウトの思惑と不安/勝敗よりも被打率と登板イニング数を重視/三振が少ない=選球眼がいいとは限らない/公表されている身長は信用できない/シーズン途中加入のリスク/裏工作としての「ジャパン・ランゲージ」/ネゴシエーションの重要性/獲得を決めた口説き文句 ほか
  • 第4章 外国人選手が活躍するための「もうひとつの条件」
  • 期待の助っ人はベンチのどこに座っているか?/ラテン系選手が日本に合う理由/言葉と家族の問題をどう乗り越えるか/選手成功の陰に「ストロング・ワイフ」あり/父親の代わりはいないが、選手の代わりはいる ほか
  • 第5章 「史上最強の助っ人」とメジャーで活躍する日本人の条件
  • 野手で通算成績が断トツなのはあの選手/先発では二人が双璧だが/野茂と黒田は別格/イチローよりも評価が高い松井/メジャーが求める日本人外野手の資質/保守的な土地柄に打ち克てるか ほか

製品情報

製品名 プロ野球 最強の助っ人論
著者名 著:中島 国章
発売日 2015年03月19日
価格 定価:814円(本体740円)
ISBN 978-4-06-288305-4
通巻番号 2305
判型 新書
ページ数 208ページ
シリーズ 講談社現代新書

著者紹介

著:中島 国章(ナカジマ クニアキ)

1952年生まれ。72年セント・メリーズ・インターナショナル・スクール高等部卒業後、南海ホークス(現福岡ソフトバンクホークス)の臨時通訳などを経て、73年ヤクルトアトムズ(現東京ヤクルトスワローズ)入社。ペピトーン、マニエル、マルカーノらの通訳などを担当したのち、編成部次長、国際部部長として国際スカウト業務(外国人選手の調査・獲得・契約交渉)に従事し、ヤクルトの5度の日本一に貢献。ホーナー、ペタジーニ、ラミレス、ブロス、ハッカミー、ホッジス、ガトームソンといった各選手の獲得に携わったのち、2005年、読売巨人軍に国際部参与として入社。李承ヨプ、クルーンらの獲得・契約交渉などに関わり、12年退職。訳書に『地球のウラ側にもうひとつの違う野球があった』(日之出出版、安西達夫名義)、著書に『プロ野球通訳奮闘記』(日本放送出版協会)がある。

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