内容紹介
戦後日本はこうしてつくられた。〈自立〉か〈協調〉か、〈自由〉か〈統制〉か――歴代首相の立ち位置は吉田との政治的距離で決まっている。今の日本政治は昭和の歴史から何を学ぶべきか。吉田を知ることなく、今の日本を語ることはできない! 平和憲法、サンフランシスコ講和、日米安保──。戦後日本のかたちをつくった宰相と日本人たちのドラマを鮮やかに描き出す。(講談社現代新書)
吉田を知ることなく、今の日本を語ることはできない! 平和憲法、サンフランシスコ講和、日米安保──。 戦後日本のかたちをつくった宰相と日本人たちのドラマを鮮やかに描き出す。
目次
- 第1章 大陸の嵐のなかで
- 第2章 政党政治と外交――外交優位の体制を求めて
- 第3章 危機の時代の外交官=吉田茂
- 第4章 復活を期して
- 第5章 戦前を生きる戦後の吉田茂
- 第6章 占領下の<自由>
- 第7章 敗戦国の<自立>
製品情報
製品名 | 吉田茂と昭和史 |
---|---|
著者名 | 著:井上 寿一 |
発売日 | 2009年06月18日 |
価格 | 定価:836円(本体760円) |
ISBN | 978-4-06-287999-6 |
通巻番号 | 1999 |
判型 | 新書 |
ページ数 | 296ページ |
シリーズ | 講談社現代新書 |
関連シリーズ
-
激動 日本左翼史 学生運動と過激派 1960-1972
-
自伝的戦後史
-
真説 日本左翼史 戦後左派の源流 1945-1960
-
日米戦争と戦後日本
-
戦後欲望史
-
日本の禍機
-
近現代史からの警告
-
昭和の怪物 七つの謎
-
鬼子の歌 偏愛音楽的日本近現代史
-
大正=歴史の踊り場とは何か
-
近代日本の構造 同盟と格差
-
謎とき日本近現代史
-
元華族たちの戦後史
-
昭和の戦争 日記で読む戦前日本
-
ラーメンと愛国
-
ヌードと愛国
-
戦前日本の安全保障
-
第一次世界大戦と日本
-
「失敗」の経済政策史
-
愛と暴力の戦後とその後
-
日本軍と日本兵 米軍報告書は語る
-
やさしさをまとった殲滅の時代
-
ヒゲの日本近現代史
-
戦争の日本近現代史
-
祖父たちの零戦
-
モスラの精神史
-
枢密院議長の日記
-
日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか
-
岩崎彌太郎─「会社」の創造
-
「戦後」を点検する
-
戦前昭和の社会 1926-1945
-
いつだって大変な時代
-
新しい左翼入門―相克の運動史は超えられるか
-
実録 朝日新聞水滸伝
-
ふたつの嘘 沖縄密約[1972-2010]
-
戦後史をよみなおす――駿台予備学校「戦後日本史」講義録
-
若者殺しの時代
-
〈満洲〉の歴史
-
「昭和」を点検する
-
大川周明の大アジア主義
-
臨時軍事費特別会計 帝国日本を破滅させた魔性の制度
-
ろくでなしのロシア─プーチンとロシア正教
-
重光葵 連合軍に最も恐れられた男
-
原爆投下は予告されていた 国民を見殺しにした帝国陸海軍の犯罪
-
物語日本推理小説史
-
アレン・ダレス 原爆・天皇制・終戦をめぐる暗闘
-
ライシャワーの昭和史
-
東條英機 天皇を守り通した男
-
教育と国家
おすすめの本
-
電子のみ
明清戯曲演劇史論序説(東洋学叢書) 湯顕祖『牡丹亭還魂記』研究
-
電子あり
中国の歴史11 巨龍の胎動 毛沢東vs.鄧小平
-
電子のみ
中国藝術理論史研究(東洋学叢書)
-
電子のみ
イングランド憲法史(名著翻訳叢書)
-
電子あり
異端戦国史の最高傑作・完全復刻! 信長殺し、光秀ではない
-
電子のみ
1848年ドイツ革命史(歴史学叢書)
-
電子あり
吉田茂 ポピュリズムに背を向けて<下>
-
電子あり
歴史劇画 大宰相 第二巻 鳩山一郎の悲運
-
電子のみ
六朝道教史研究(東洋学叢書)
-
イノベーターズ2 天才、ハッカー、ギークがおりなすデジタル革命史
-
電子あり
経済学の思考法 稀少性の経済から過剰性の経済へ
-
電子あり
〈イスラーム世界〉とは何か 「新しい世界史」を描く