記憶 「創造」と「想起」の力

講談社選書メチエ
キオクソウゾウトソウキノチカラ
記憶 「創造」と「想起」の力
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内容紹介

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目次

  • プロローグ 記憶の生成論
  • 第一章 記憶と創造
  • 1 神経ダーウィニズム
  • 2 デ・クーニングの”白い部分”
  • 3 ノスタルジア
  • 4 場と記憶術
  • 第二章 回想の力
  • 1 金色の石 ジャコメッティ一九四六年の記憶について
  • 2 鏡の国のリリパット シャルル・マットンの小さな部屋
  • 3 発火する記憶樹 ビル・ヴィオラと記憶のエレメント
  • 第三章 写真と不在
  • 1 太陽の記憶 気象・印象・抽象
  • 2 写真の誕生
  • 3 黒い鳥 不在を探す写真家
  • 第四章 想起する歴史
  • 1 記憶の歴史
  • 2 歴史の遺失物係
  • 3 平行史 歴史のリサイクルについて
  • 4 バベルの年代記
  • エピローグ 文化としての記憶系
  • 註および参考文献
  • あとがき
  • 索引

製品情報

製品名 記憶 「創造」と「想起」の力
著者名 著:港 千尋
発売日 1996年12月10日
価格 定価:1,870円(本体1,700円)
ISBN 978-4-06-258093-9
通巻番号 93
判型 四六
ページ数 284ページ
シリーズ 講談社選書メチエ

著者紹介

著:港 千尋(ミナト チヒロ)

1960年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。1985年よりパリを拠点に写真家・批評家として幅広く活動。多摩美術大学助教授。
著書に『群衆論』(リブロポート)、『考える皮膚』(青土社)、『明日、広場で』(新潮社)、『注視者の日記』(みすず書房)などがある。