クリスマスも間近い郊外の街。時間をつぶすために何げなく立ち寄ったライブハウスで、竜憲(りょうけん)と大輔はベーシストの突然死に遭遇した。後日、そのベーシストの霊が現れるという知らせを受け、調べに入った鴻(おおとり)は、友人のルポライター・中沢に、死んだベーシスト・齋藤の周辺取材を依頼する。ところが、調査を始めた中沢に、記憶喪失という異変が起こった!!はたして、ベーシストの異常な死に方には、なんらかの意志が働いているのか……!?
序章 第一章 届かない声 第二章 奇妙な訪問者 第三章 見知らぬ知人 第四章 呪縛 第五章 闇の呼び声 終章 あとがき
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