竜憲の目覚めぬ大道寺家に奇妙な依頼が!! 妖怪や魔物が跳梁跋扈する新サイキック・ノベル第11弾!! 殺人の記憶を持つ少年の依頼が、大道寺家に持ち込まれた。眠り続ける竜憲(りょうけん)と、目覚めを待つ大輔は、はたして……!? 竜憲が眠り続けて3か月の時が経った。 食事も医療行為もいっさい受け付けず、ただ大輔から注がれる生命力だけで回復を待つ竜憲に、一同は歯痒い思いをするばかり。 そんなある日、大道寺家に、3歳の時に人を殺した記憶が芽生えた、という少年の依頼が舞い込んだ。竜憲の代わりにと視た鴻(おおとり)は、単なる思い込みではないと判断する。 しかし、進展を見せぬまま数日が過ぎ、やがて危機を乗り越えた竜憲が目覚めた!!
序章 第一章 目覚め 第二章 遅い春 第三章 三つ子の記憶 第四章 橋の上で 第五章 懺悔の鬼 終章 あとがき
姉崎探偵事務所
真・霊感探偵倶楽部
霊感探偵倶楽部