内容紹介
突然の失明。しかしなお、闘病に仕事に趣味にと新たな挑戦の日々。初代民博館長・梅棹忠夫の凄絶なる生き方を見よ!
老年の域に達して、学問・研究のしめくくりをつけなければならない大事な時期に、突然の視力障害におちいった筆者。くる日もくる日も夜がつづく。目が見えないのではどうしようもない。何かよい方法はないものか。闘病・リハビリ、さまざまな試みを経て、新たなる知的生産に立ち向かう、元民博館長の感動の名エッセイ。
「そのうちにわたしはどういうわけか、著作集をやろうという気になった。それは病院のベッドのうえでのことだった。なぜこういう気になったのか、よくはわからない。なにかしら、やろうとおもい、やれるとおもった。目がみえないままでも、この仕事はやれるのではないかとおもった。それにはもちろん、たくさんの友人たちのたすけにたよらなければならないが、みんなにたのんでみよう。わたしは決心した。」(本文より)
製品情報
製品名 | 夜はまだあけぬか |
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著者名 | 著:梅棹 忠夫 |
発売日 | 1994年12月27日 |
価格 | 定価 : 本体524円(税別) |
ISBN | 978-4-06-185857-2 |
判型 | A6 |
ページ数 | 278ページ |
シリーズ | 講談社文庫 |
初出 | 1989年12月小社刊行 |
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