内容紹介
+ もっとみる
目次
- 1 万葉集巻第8
- 1.春雑歌
- 1.石ばしる垂水の上の
- 2.神名火の伊波瀬の社の
- 3.春の野にすみれ摘みにと
- 4.をとめ等がかざしの為に
- 5.去年の春逢へりし君に
- 6.百済野の萩の古枝に
- 7.我が背こがみらむ佐保路の
- 8.うちのぼる佐保の河原の
- 9.かはづ鳴く甘南備河に
- 10.時は今は春になりぬと
- 11.山吹の咲きたる野辺の
- 2.春相聞
- 1.水鳥の鴨の羽の色の
- 2.屋戸にある桜の花は
- 3.戯奴が為めわが手もすまに
- 4.昼は咲き夜は恋ひぬる
- 5.わが君にわけは恋ふらし
- 6.わぎも子が形見の合歓木は
- 3.夏雑歌
- 1.恋ひしけばかたみにせむと
- 2.橘の花散る里の
- 3.今もかも大城の山に
- 4.わが宿に月おし照れり
- 5.筑波嶺に吾行けりせば
- 4.夏相聞
- 1.夏の野の繁みに咲ける
- 2.故郷の奈良思の岳の
- 5.秋雑歌
- 1.夕されば小倉の山に
- 2.今朝のあさけ雁がね聞きつ
- 3.風雲は二つの岸に
- 4.たぶてにも投げ越しつべき
- 5.玉かぎる髣髴に見えて
- 6.我が背児を何時ぞ今かと
- 7.秋の野に咲きたる花を
- 8.萩の花尾花葛花
- 9.牽牛の念ひますらむ
- 10.織女の袖つぐよひの
- 11.秋はぎの散りのまがひに
- 12.夕月夜心もしのに
- 13.時雨の雨間無くし降れば
- 14.大君の三笠の山の
- 15.秋立ちて幾日もあらねば
- 16.鶉鳴く古りにし郷の
- 17.然とあらぬ五百代小田を
- 18.この頃の朝けにきけば
- 19.高円の野辺の秋萩
- 6.秋相聞
- 1.今造るくにの京に
- 2.佐保川の水をせきあげて
- 7.冬雑歌
- 1.あをによし奈良の山なる
- 2.沫雪のほどろほどろに
- 8.冬相聞@#
製品情報
製品名 | 万葉秀歌(四) |
---|---|
著者名 | 著:久松 潜一 |
発売日 | 1976年09月08日 |
価格 | 定価:1,375円(本体1,250円) |
ISBN | 978-4-06-158005-3 |
通巻番号 | 5 |
判型 | A6 |
ページ数 | 433ページ |
シリーズ | 講談社学術文庫 |