内容紹介
目次
はじめに
第一章 黎明
「軍機」の桐箱
十二試艦戦のテスト飛行
ひねり込み
初出撃
二千対一
曲芸飛行
初陣
漢口の夏
第二章 奮迅
世界初の空母機動部隊
真珠湾奇襲
歓喜と不安と諦観と
「だまし討ち」の汚名
敵なしの零戦
復活
第三章 逆風
「トラック・パイン」の夜
戦死
「今日は爆弾が当たりますように」
復讐作戦
ソロモンの戦闘
ガダルカナルの大空戦
第四章 完勝
コールドウェル中佐とスピットファイア
ヒゲ部隊
アラフラ海上空の死闘
ブロックスクリーク攻撃
死角
第五章 落日
零戦神話の崩壊
F6Fパイロットの死
進藤の結婚
マリアナ沖海戦の敗北
人間爆弾
「決戦」への疑問
「特攻」の真意
最後の血の一滴まで
沖縄戦と特攻
零戦最後の空戦
第六章 焼跡
「真相はかうだ」
思いがけぬ再会
生き残った戦闘機乗りたち
第七章 変容
坂井三郎の空戦記
『大空のサムライ』の誕生
ゼロ戦ブーム
冷ややかな視線
軋轢
「眠ってもよいか」
第八章 蒼空
御巣鷹山
ゼロからの出発
世界で一番の者になれ
レコード会社の社員に
「イエスタデイ・ワンス・モア」
語りはじめた搭乗員たち
ふたたび空へ
文庫版あとがき
関連年譜
取材協力者・参考文献・資料一覧
製品情報
製品名 | 祖父たちの零戦 Zero Fighters of Our Grandfathers |
---|---|
著者名 | 著:神立 尚紀 |
発売日 | 2013年05月15日 |
価格 | 定価:869円(本体790円) |
ISBN | 978-4-06-277530-4 |
判型 | A6 |
ページ数 | 560ページ |
シリーズ | 講談社文庫 |
初出 | 2010年7月に講談社より刊行された。文庫化にあたり、一部を加筆・修正した。 |
お知らせ・ニュース
関連シリーズ
-
歴史が暗転するとき
-
テロルの昭和史
-
幻のレコード 検閲と発禁の「昭和」
-
「戦前」の正体
-
明と暗のノモンハン戦史
-
日本左翼史
-
枢密院
-
昭和の参謀
-
近現代史からの警告
-
ノモンハン 責任なき戦い
-
昭和の怪物 七つの謎
-
鬼子の歌 偏愛音楽的日本近現代史
-
近代日本の構造 同盟と格差
-
大正=歴史の踊り場とは何か
-
昭和の戦争 日記で読む戦前日本
-
ヌードと愛国
-
「失敗」の経済政策史
-
第一次世界大戦と日本
-
愛と暴力の戦後とその後
-
日本軍と日本兵 米軍報告書は語る
-
やさしさをまとった殲滅の時代
-
ヒゲの日本近現代史
-
戦前日本の安全保障
-
新しい左翼入門―相克の運動史は超えられるか
-
いつだって大変な時代
-
戦前昭和の社会 1926-1945
-
「戦後」を点検する
-
岩崎彌太郎─「会社」の創造
-
吉田茂と昭和史
-
〈満洲〉の歴史
-
「昭和」を点検する
-
大川周明の大アジア主義
-
日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか
-
枢密院議長の日記
-
モスラの精神史
-
元華族たちの戦後史
-
ラーメンと愛国
-
臨時軍事費特別会計 帝国日本を破滅させた魔性の制度
-
秘録・日本国防軍クーデター計画
-
実録 朝日新聞水滸伝
-
戦後史をよみなおす――駿台予備学校「戦後日本史」講義録
-
原爆投下は予告されていた 国民を見殺しにした帝国陸海軍の犯罪
-
ふたつの嘘 沖縄密約[1972-2010]
-
物語日本推理小説史
-
アレン・ダレス 原爆・天皇制・終戦をめぐる暗闘
-
ライシャワーの昭和史
-
東條英機 封印された真実
-
戦後欲望史
-
日米戦争と戦後日本
-
日本の禍機
-
若者殺しの時代
-
教育と国家
-
戦争の日本近現代史
-
謎とき日本近現代史
-
自伝的戦後史