内容紹介
小学校、旧制中学、就職先の放送局で庄野潤三の後輩として過ごした阪田寛夫は、いつしか庄野文学最大の理解者となった。習作から刊行当時の最新長篇、そして随筆集までも順に丁寧に読み解くことによってのみ、鮮やかに見えるその豊穣な世界――正確かつ簡潔でありながら深い愛情に溢れる筆致が、読む者を思わず感動へと誘う。類まれな作家論の達成。
製品情報
製品名 | 庄野潤三ノート |
---|---|
著者名 | 著:阪田 寛夫 |
発売日 | 2018年05月12日 |
価格 | 定価 : 本体1,700円(税別) |
ISBN | 978-4-06-290378-3 |
判型 | A6 |
ページ数 | 320ページ |
シリーズ | 講談社文芸文庫 |
初出 | 本書は、『庄野潤三ノート』(1975年5月、冬樹社刊)を底本としました。 |
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