第一次世界大戦と日本

講談社現代新書
ダイイチジセカイタイセントニホン
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第一次世界大戦と日本
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内容紹介

2014年は第一次世界大戦の開戦100年目です。その影響は第二次世界大戦以上で日本にも深く及んでいました。大戦前後の日本社会を観察すると「複数政党制への過渡期」「好景気から長期停滞へ」「大衆社会のなかの格差拡大」という、まさに今日的な課題がみえてきます。この戦争が浮かびあがらせた課題は21世紀の現在も構造としては変わっていないのです。本書は、さまざまな側面から「現代日本」の始まりを考える一冊です。


現代日本の原点はここにあった!

2014年は第一次世界大戦の開戦100年目です。その影響は第二次世界大戦以上で日本にも深く及んでいました。大戦前後の日本社会を観察すると「複数政党制への過渡期」「好景気から長期停滞へ」「大衆社会のなかの格差拡大」という、まさに今日的な課題がみえてきます。この戦争が浮かびあがらせた課題は21世紀の現在も構造としては変わっていないのです。本書は、さまざまな側面から「現代日本」の始まりを考える一冊です。

目次

  • はじめに
  • I章 外交
  • サラエボの銃声/欧州大戦略史/参戦決定/二一ヵ条要求問題/シベリア出兵/一九一九年一月パリ/パリ講和会議の開催/日本政府の三大方針/欧米の会議/山東問題/南洋諸島問題/国際連盟/人種平等条項問題/講和会議後/外務省革新同志会/もう一つの講和会議観/四人の「国際会議屋」/少数民族問題/常設国際司法裁判所/一九二七年のふたつのジュネーヴ会議/国際協調の精神
  • II章 軍事
  • 日本海軍、地中海へ/白色人種対有色人種/日英異文化交流/戦時下のパリ/加藤友三郎の登場/ワシントン会議/幣原喜重郎の側面支援/加藤友三郎内閣の成立/陸軍の欧州戦線派兵問題/青島をめぐる日独戦争/シベリア出兵/欧州大戦の影響/「大正デモクラシー」の受容/陸軍の対外政策の転換
  • III章 政治
  • 憲政会/政友会/憲政会の講和外交批判/政友会の講和外交擁護/国際連盟/国際労働機関/憲政会の国際連盟観/憲政会の国際労働機関観/東アジアのナショナリズム──中国/東アジアのナショナリズム──朝鮮/人種平等案/シベリア出兵問題
  • IV章 経済
  • 成金の登場/株成金/成金の社会/成金批判/成金分析/茂木惣兵衛の場合/大暴落/高橋の対策/ブラッセル国際財政会議/高橋の基本理念/予兆/高橋内閣の成立/石橋湛山の評価/高橋内閣の崩壊/高橋是清のその後
  • V章 社会
  • 農村の貧困/救済事業/格差社会の現実/欧米の影響/自立支援/東京の事例/都市問題/共同住宅/オフィス・ビル/朝鮮半島からの移動/朝鮮人労働者問題/東京の朝鮮人/女性の社会進出/「身の上相談」/都市化/関東大震災/震災復興
  • VI章 文化
  • 江戸っ子のフランス兵/アルザスの重要性/ドイツ軍の残虐さ/模範としてのベルギー王室/戦争画/義勇兵/従軍看護婦/皇太子訪欧/イギリス/フランス/新聞報道/世界大戦ポスター展覧会/反響/余暇生活のなかの大衆文化/平和記念東京博覧会/第一会場/第二会場/文化国家日本/開催初日前後/展覧会の〈光〉/展覧会の〈影〉/新聞の投書箱/不穏な事件/反動不況のなかの平和博
  • おわりに
  • 参考文献リスト
  • あとがき

製品情報

製品名 第一次世界大戦と日本
著者名 著:井上 寿一
発売日 2014年06月18日
価格 定価 : 本体800円(税別)
ISBN 978-4-06-288266-8
通巻番号 2266
判型 新書
ページ数 276ページ
シリーズ 講談社現代新書

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