内容紹介
目次
第一章 序説
一 英語と日本語
二 日本の敬語は文法的
三 日本の敬語は相対性敬語
四 敬語の起原と階級
五 敬語の起原とタブー
六 アイヌの妻女
七 アイヌの婦人語と敬語
八 アイヌ代名詞の構造
九 日本代名詞の構造
一〇 名詞の敬称
一一 結 論
第二章 起原:どうして日本の敬語が起ったか
一 原日本語と敬語法
二 上代日本語の敬語法1 「ます」考
三 上代日本語の敬語法2 「せす・けす・めす・をす・なす・こやす」考
四 上代日本語の敬語法3 「たまふ」考
五 上代日本語の謙称動詞1 「たぶ・たばる・まつる」考
六 上代日本語の謙称動詞2 「まをす(申)」考
第三章 変遷:奈良から平安への敬語のずれ
一 上代敬語と古代敬語の対比
二 平安時代の敬語助動詞の起原
三 奈良・平安の相違
四 万葉語における「頂戴す」について
五 「見めす」の忘却
六 「せす」のまちがい
七 御立為之の誤訓
八 物語文学と敬語
九 後代の敬語
第四章 現代の敬語:どうあり、どうなるべきものか
一 序 論
二 名詞・代名詞
三 動詞
四 地方別
五 現代敬語の無軌道さについて
第五章 結論
一 敬語のとどかない名歌
二 歌から見た敬語の本質
三 結びの言葉
付録 これからの敬語
解説 滝浦真人
製品情報
製品名 | 日本の敬語 |
---|---|
著者名 | 著:金田一 京助 |
発売日 | 2022年03月10日 |
価格 | 定価:968円(本体880円) |
ISBN | 978-4-06-527568-9 |
通巻番号 | 2710 |
判型 | A6 |
ページ数 | 200ページ |
シリーズ | 講談社学術文庫 |
初出 | 本書の原本は、1959年に角川書店より刊行されました。 |
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