「入門 日本語の くずし字が読める本」既刊・関連作品一覧

入門 日本語の くずし字が読める本

「百人一首」から「三行半」まで 筆文字のくずしが見えてくる。
平安王朝人の仮名古筆から江戸庶民の古文書、現代の手紙まで……。読みながら、なぞり書きしながら古文書解読の基礎が学べます。

<本書で採り上げたテキスト>
【ガイダンス】
 福澤諭吉著(学問のすゝめ)/富岡鉄齊画賛(福八内)
【第1章】まずは平仮名から
 小学唱歌集(蛍・蝶々)/懐石食材/百人一首(高野切第一種・元永本古今集・近代秀歌)/伊勢物語/源氏小鏡/徒然草/武将の礼状
【第2章】いざ、漢字仮名交じり文
 歌カルタ(百人一首・伊勢物語)/枕草子/弘法大師行状絵詞/絵本桃山人夜話(死神)/手紙の文例手本/いわさきちひろの手紙
【第3章】仕上げは、漢文調の候文
 小学普通作文(月賦借用金確証・出生届)/三行半(離縁状)/生類憐み令/武士の改心状/徳川吉宗の黒印状
【付属表】
 江戸の寺子屋式『いろは覚』や「あいうえお一覧」「変体仮名一覧」