内容紹介
信長の死をめぐる陰謀説の古典
「天下統一を目前に、家臣である明智光秀に裏切られ、本能寺で非業の最期を遂げる織田信長」。ところが、本能寺が炎に包まれたとき、光秀は本能寺はおろか京都にさえ居なかった。著者は当時の公家の日記「言経卿記」を引いて、光秀が京都にあらわれる前に本能寺は灰塵に帰しており、光秀にはアリバイがあったと断言する。では、信長殺しの真犯人は誰か? 光秀の重臣・斎藤利三の暴走説から、信長の正室・奇蝶の黒幕説、イエズス会による爆破説まで。稀代の歴史作家が本能寺の変の「正史」に真っ向から斬り込んだ、異端の王道「八切史観」を知るための代表的著作。
製品情報
製品名 | 異端戦国史の最高傑作・完全復刻! 信長殺し、光秀ではない |
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著者名 | 著:八切 止夫 |
発売日 | 2022年01月26日 |
価格 | 定価:1,540円(本体1,400円) |
ISBN | 978-4-06-526774-5 |
通巻番号 | 209 |
判型 | 新書 |
ページ数 | 496ページ |
シリーズ | 星海社新書 |
初出 | 本書は『信長殺し光秀ではない』(日本シェル出版、1981年・新装版)を底本として、再編集して出版したものです。 |
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