内容紹介
目次
最初はマスクの話から
なぜ顔を覆うものと、顔そのものとを同じことばで呼ぶのか
ことばって面倒くさいじゃないですか
記憶は脚色される
チグハグでアヤフヤだけど……
「名前のない学校」で
家族インタビュー
「あいつら、ほんとうは弱虫とちゃうか」
寺山修司はこう言った
いちばんつらいことば
「神戸のひとがうらやましい」
出したり引っこめたりの感触がだいじ
固有名詞と呼びかけ
命名・襲名・改名
京都市立芸術大学の卒業式
物語(ストーリー)として編まれるこの“わたし”
ストーリーがゆらぎ、傷つくとき
じぶんが壊れないように支えてくれるもの
河合隼雄先生の「ほう」
時間をあげる
ちがう語り口で話す
心がけてもらいたいことは、たったひとつ
生徒とことばを
友だちから相談されることが多いんです
ことばと「場」への責任
じぶんがなくなるまで影響下に入ってみる
「時空を超えた語らい」
ことばに道をつけてもらう
直感はね、意外と正しいんですよ
答えはすぐに出さなくてもいい
製品情報
製品名 | だんまり、つぶやき、語らい じぶんをひらくことば |
---|---|
著者名 | 著:鷲田 清一 |
発売日 | 2021年10月27日 |
価格 | 定価:1,100円(本体1,000円) |
ISBN | 978-4-06-525289-5 |
判型 | 四六 |
ページ数 | 98ページ |
初出 | 本書は、2020年10月15日に愛知県立一宮高等学校の生徒と関係者に向けて、一宮市民会館にておこなわれた文化講演会の内容を元に再構成しました。 |
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