「ことばの重み 鴎外の謎を解く漢語」既刊・関連作品一覧

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ことばの重み 鴎外の謎を解く漢語

針の穴のような微小の一語からでもひろい天をあおぐ――鴎外の漢詩、漢文は正しく読まれているか

上代以来の日本文学の中の片々たることば、その一語一語の性格を確かめる作業を、私は一生のつとめとしてきた。鴎外の漢語も例外ではない。いわば「顕微鏡的」なその学問の方法に、「何と瑣末な……」と思われるむきには、このように答えるしかない。「いったい学問に関して、どこまでが瑣末で、どの程度ならば瑣末でないのか」と。――著者

※本書の原本は、1984年、新潮社より刊行されました。