〈世界史〉の哲学 近代篇1 〈主体〉の誕生

文芸(単行本)
セカイシノテツガクキンダイヘン1シュタイノタンジョウ
  • 電子あり
〈世界史〉の哲学 近代篇1 〈主体〉の誕生
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内容紹介

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目次

  • まえがき
  • 第1章 失敗した贋金作り
  • 第2章 カトリックの政治革命/プロテスタントの精神革命
  • 第3章 貨幣論への迂回
  • 第4章 貨幣の抽象化作用
  • 第5章 資本主義の猥褻な精神
  • 第6章 黙示録的ゲーム
  • 第7章 〈金銀/紙幣〉としての貨幣
  • 第8章 商品の救済/人間の救済
  • 第9章 召命と階級
  • 第10章 終わりなき終わり
  • 第11章 予定説の効果
  • 第12章 予定説がとり残したもの
  • 第13章 〈増殖する知〉のふしぎ
  • 第14章 銀行というなぞ
  • 第15章 二つのスペキュレーション
  • 第16章 剰余権力
  • 第17章 〈主体〉の産出
  • 第18章 最初の小説
  • 第19章 小説の不安
  • 第20章 神に見捨てられた世界の叙事詩......なのか?
  • 第21章 虚構性の勃興
  • 第22章 役に立たない辞典
  • 第23章 小説的衝動の帰趨
  • あとがき

製品情報

製品名 〈世界史〉の哲学 近代篇1 〈主体〉の誕生
著者名 著:大澤 真幸
発売日 2021年05月12日
価格 定価:3,520円(本体3,200円)
ISBN 978-4-06-522708-4
判型 四六変型
ページ数 602ページ
初出 「群像」2016年11月号~2018年10月号(2017年6月号をのぞく)

著者紹介

著:大澤 真幸(オオサワ マサチ)

大澤真幸(おおさわ・まさち)
1958年、長野県生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程修了。社会学博士。千葉大学助教授、京都大学教授を歴任。思想誌『THINKING「O」』主宰。2007年『ナショナリズムの由来』で毎日出版文化賞、2015年『自由という牢獄』で河合隼雄学芸賞をそれぞれ受賞。ほかの著書に『不可能性の時代』『〈自由〉の条件』『社会は絶えず夢を見ている』『夢よりも深い覚醒へ』『可能なる革命』『日本史のなぞ』など多数。共著に『ふしぎなキリスト教』『おどろきの中国』『げんきな日本論』などがある。

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