世紀の愚行 太平洋戦争・日米開戦前夜 日本外交失敗の本質 リットン報告書からハル・ノートへ

講談社文庫
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世紀の愚行 太平洋戦争・日米開戦前夜 日本外交失敗の本質 リットン報告書からハル・ノートへ
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内容紹介

GDP4倍の相手に挑み、全国を焼土とし、推計戦没者軍民310万人。戦死者の約6割が病死・餓死だったという。最後通牒とされたハル・ノートをあくまで叩き台に交渉継続し、開戦回避ができれば、米ソ冷戦構造の中、20世紀中盤に重要なプレイヤーとなることも可能だった。最終局面にいたる外交交渉過程には数々の愚策が重なり、冷静で明晰な対応がとられることなく、外交という国際政治の舞台で身動きがとれなくなった遠因を満州事変後リットン調査団の訪日から遡っていく。
日露戦争後まで極めて良好だった日米関係。世論の反発により、南満州鉄道の米資本との共同経営が頓挫して以降、アメリカは日本を仮想敵国とみなしていく。日本の北進を恐れたソ連による外交的駆け引き、国際防諜活動が活発化、日中戦争の泥沼化により、軍指導部は南進策を選び、結果、開戦に踏み切ることになる。多くの国民も大陸進出や開戦の熱に浮かされ、戦時体制に進んで協力し、世論が開戦への最大の圧力ともなった。一億総玉砕を叫び、市民と兵士、英霊の膨大な犠牲のうえに立って我々は一体何を望んだのだろう。【戦後75年書下ろし】 

製品情報

製品名 世紀の愚行 太平洋戦争・日米開戦前夜 日本外交失敗の本質 リットン報告書からハル・ノートへ
著者名 著:太田 尚樹
発売日 2020年11月13日
価格 定価 : 本体740円(税別)
ISBN 978-4-06-521497-8
判型 A6
ページ数 352ページ
シリーズ 講談社文庫

著者紹介

著:太田 尚樹(オオタ ナオキ)

太田尚樹 1941年東京生まれ 東海大学名誉教授 専門は比較文明論。
主な著書に『満州裏史』、『赤い諜報員』、『愛新覚羅王女の悲劇』(以上講談社)、『尾崎秀実とゾルゲ事件』(吉川弘文館)、『ヨーロッパに消えたサムライたち』(角川書店)ほか多数。

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