博覧強記の文豪が描く、奇奇妙妙の「食」尽くし。露伴とその周辺の好事家たちをモデルに描く抱腹絶倒の戯曲「珍饌会」、河豚を愛した文人たちの漢詩を読み解く「桃花と河豚」、故事来歴から料理法まで網羅した「鱸」など随筆六篇を収録。稀代の碩学・露伴の「食」をめぐる蘊蓄と諧謔を味わう名篇集。南條竹則・編。
帰ってきたお父ちゃん
水島 かおり
それでも前へ進む
伊集院 静
かりそめの星巡り
石沢 麻依
地底での散歩
椎名 麟三
ポエトリー・ドッグス
斉藤 倫
虎のたましい人魚の涙
くどう れいん
夜空の琴
串田 孫一
日本語の勝利/アイデンティティーズ
リービ 英雄
刑法紀行
団藤 重光
迷子手帳
穂村 弘
つむじ風のスープ The cream of the notes 13
森 博嗣
なんかいやな感じ
武田 砂鉄
1867年(慶応3年)~1947年(昭和22年)。小説家。江戸下谷生まれ。別号に蝸牛庵ほかがある。東京府立第一中学校(現・日比谷高校)、東京英学校(現・青山学院大学)を中途退学。のちに逓信省の電信修義学校を卒業し、電信技手として北海道へ赴任するが、文学に目覚めて帰京、文筆を始める。1889年、「露団々」が山田美妙に評価され、「風流仏」「五重塔」などで小説家としての地位を確立、尾崎紅葉とともに「紅露時代」を築く。漢文学、日本古典に通じ、多くの随筆や史伝、古典研究を残す。京都帝国大学で国文学を講じ、のちに文学博士号を授与される。37年、第一回文化勲章を受章。
ランチの時間
気がつけばチェーン店ばかりでメシを食べている
ベイルート961時間(とそれに伴う321皿の料理)
ラズウェル細木の漫画エッセイ グルメ宝島 美味しい食の探検へ
腹ペコ騒動記 世界満腹食べ歩き
LAフード・ダイアリー
アマゾンの料理人
東京甘味食堂
忘れない味 「食べる」をめぐる27篇
いとしい人と、おいしい食卓
酔っぱらい読本
口福無限
世界文学「食」紀行
食魔 岡本かの子食文学傑作選
うまうまノート
食いものの恨み
食べるが勝ち!
メニューの余白
スペインの食卓から
寿司屋の親父のひとり言
少年とグルメ
味覚の文学散歩
うまいものが食べたくて