ヒップな人とはファッショニスタと呼ばれる人ではありません。着飾るよりも内面が充実している人。自分のスタイルがあり、やっていることや考えていることがリスペクトされる人たちのことです。フイナム・アンプラグドはそんな人たちとそれを目指す人たちのためにヒップなスタイルとは何か、ヒップなファッションは何かを追い求めて行くライフスタイルマガジンです。
創刊号の完売から好調を維持しているフイナム・アンプラグド5号目のテーマは、「WI S E S P E N D I N G( 賢い消費)」です。要するに買い物欲を喚起させる“ バイヤーズガイド”なのですが、そこにひとつ切り口を設けました。
「 WISE SPENDING」 は元々は経済学者のケインズの言葉で、最近では東京都知事の小池百合子女史が、豊洲市場問題に際してこの言葉を使いました。
今求められている“ バイヤーズガイド”とは、のべつまくなしに商品を載せた単調なカタログではなく、きちんと用途・目的がはっきりした商品が載ったものではないでしょうか。この不況の世の中、消費者も“ 賢く”なっているのです。
いまの流行というか、流れを注視してみると、「高くていいもの」と「安くてそこそこ いいもの」が売れています。よく言われる物言いとして「10年もの」という言葉がありますが、そういう意味では「1年もの」も存在するはずです。前者が「高くて
いいもの」で、後者が「安くてそこそこいいもの」にあたりますが、消費者にとっては双方に異なった価値があるわけです。
「高くていいもの」はなぜ高いのか、そして素晴らしいのか。そのあたりをきちんと分析し、紹介します。対して、「安くてそこそこいいもの」とは言いますがこれだけものがあふれる時代、それを見極め探すのにはそれなりの知見が必要です。これ
を編集部が入念なリサーチのもとに探し、レコメンドしていきます。
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