内容紹介
会話力とは人間の「総合力」である。意識をすれば上達も早い。質の高い情報交換をし、運と気が上昇する究極の日本語活用法を伝授する。ベースとして、オープンなバディとマインドを作ること。瞬時に相手と打ち解ける姿勢を持つこと。座を温めることがビジネスや地域社会等あらゆる状況で求められていることへの配慮が挙げられる。古典や名著に親しむ、新聞を読む習慣の大切さ、侮れない「後輩力」の指導まで会話力の守備範囲は広い
現代人は「会話」をすることで人間関係が成り立っている。「会話力」とは人間の「総合力」とも言える。その「会話力」の磨き方と秘訣を伝授する。ビジネスパーソンのみならずSNSに頼っている若い世代にも必携の書。以下そのポイントを列挙する。
その1・「人との接し方」対人関係を良好に保つには、まず自分を整えることが大事。
その2・瞬間的に「打ち解ける」ためには意識の集中も必要となる。現代では、「メンタル」を整えておくことが、能力(仕事力・学力)以上に大切なこととなる。
その3・田中角栄のように1対100でも1対1のように「情を通いあわせる」ことができる。また寅さんのように自分のペースで人の懐に入っていける。
その4・オープンなボディにオープンなマインドは宿る。「会話身体」をつくろう!
その5・自分をオープンにする勇気をもつ。
その6・英語でコミュニケーションをすることもある。世界中のどこにいっても「打ち解ける」習慣を身につける。
その7・「感じがいい」とは能力の一つである。
その8・「場をあたためる」こともビジネスシーンなどで様々な状況で求められる能力である。
その9・「会話力」 の基本は古典・名著にある。
その10・究極の「会話力」とは日本語活用法である。
目次
- まえがき 会話部への御招待
- 第一章 会話の構造――会話力は実は上達が早い
- 第二章 「会話身体」で人間関係力を磨く
- 第三章 情報交換とは「贈与」と「返礼」の精神
- 第四章 マインドフルネス――幸福感を味わう
- 第五章 活字力と「後輩力」で差をつける
- 第六章 「大人会話力」でパワーアップ
- 第七章 言葉遣いのセンスは古典と名作に学ぶ
- 終章 究極の「会話力」
- あとがき 座の会話力へ
製品情報
製品名 | すごい「会話力」 |
---|---|
著者名 | 著:齋藤 孝 |
発売日 | 2016年11月16日 |
価格 | 定価 : 本体800円(税別) |
ISBN | 978-4-06-288396-2 |
通巻番号 | 2396 |
判型 | 新書 |
ページ数 | 240ページ |
シリーズ | 講談社現代新書 |
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