内容紹介
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目次
- はじめに――スタバが開国した「女性向け」コーヒー
- 第1章 カフェの誕生
- 人類とコーヒーとの出合い/「日本初」の喫茶店はビリヤードつき/100年以上続く現存最古の喫茶店/一時代を築いた「大正ロマン」と「昭和レトロ」/戦後に庶民化した「ハイカラな味」/「昭和の喫茶店」と「平成のカフェ」 ほか
- 第2章 日本独自の進化を遂げたカフェ・喫茶店
- 文壇バーならぬ文壇カフェ/「談話室滝沢」があった時代/菊池寛も愛用した文化人のサロン/名曲喫茶・シャンソン喫茶・ジャズ喫茶・歌声喫茶・ゴーゴー喫茶/美人喫茶からメイドカフェへ/西からやってきた「ノーパン喫茶」 ほか
- 第3章 なぜ名古屋人は喫茶好きなのか
- 始まりは尾張徳川藩の振興策/「広ブラ」時代の名古屋のカフェー/昭和30~40年代から続く人気店/「一宮モーニング」と「豊橋モーニング」/若い女性に人気の「猿カフェ」 ほか
- 第4章 カフェ好きが集まる聖地
- シングルオリジンの味わい深さを追求する「バルミュゼット」(仙台)/コロンビアに直営農園を持つ個人店「サザコーヒー」(ひたちなか)/川端康成や池波正太郎に愛された「アンジェラス」(浅草)/ジョン・レノンや柴田錬三郎も利用した「ミカドコーヒー」(軽井沢)/「ご近所のコーヒー店」から進化した「カフェタナカ」(名古屋)/日本有数の温泉地にある「ティールーム・二コル」と飲食専門誌『カフェ&レストラン』編集長が絶賛した「茶房 天井棧敷」(由布院)
- 第5章 「うちカフェ」という見えざる市場
- コーヒーの6割以上を自宅で飲む/定着した「コンビニコーヒー」は多様化へ/「無糖」や「健康」を打ち出す缶コーヒー/「ミルク感」が人気のチルドカップコーヒー/「スティックコーヒー」市場も拡大/老舗も新興も手がける「通販のコーヒー」/サードウェーブは「昭和の喫茶店」そのものだ ほか
- おわりに――それぞれの記憶に残る「カフェと人生」
製品情報
製品名 | カフェと日本人 |
---|---|
著者名 | 著:高井 尚之 |
発売日 | 2014年10月17日 |
価格 | 定価:990円(本体900円) |
ISBN | 978-4-06-288287-3 |
通巻番号 | 2287 |
判型 | 新書 |
ページ数 | 224ページ |
シリーズ | 講談社現代新書 |
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