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目次
- プロローグ
- 第1章 彫刻の森 鹿内信隆のつくった王国
- ロックフェラーとヘンリー・ムーア
- 美術品を使った錬金術
- 情報の総合商社
- 告知されなかったガン
- 信隆最後の「手紙」
- 「財団法人彫刻の森美術館」
- 信隆と妻・英子
- 『ニューヨーク・タイムズ』の死亡記事
- グループ葬と「偲ぶ会」
- 第2章 クーデター 鹿内宏明 解任
- 謀議
- 「スリーハンドレッドクラブ」の序列
- 解任決議
- 「これはいったいどういうことなんだ」
- 「自浄作用」
- 解任後の攻防戦
- グループにもぐりこんだ鹿内家の親族
- 帝国ホテルに籠城
- 陸軍中野学校出身秘書
- クーデター派の別働隊
- 「血判状」
- 株主総会の波乱
- 「一九分の五」
- ムシの知らせ
- 京王プラザホテルの「作戦室」
- 勝負どころ
- 真の首謀者
- キャスティング・ボート
- 宏明の後見人
- 金丸、竹下の思惑
- 動かなかった瀬島龍三
- 直接対決
- 泥沼の抗争を避ける
- 二種類の招集通知
- 第3章 抗争 日枝久の勝利
- 司馬遼太郎の祝辞
- 「ハイジャッカー」
- 「すべて手を引け」
- 日本美術協会の再建
- 「佐藤宏明」の血脈
- 瀬島龍三と皇室
- クーデターの余韻
- 中山素平の調停
- 信隆の胸像
- さじを投げた財界長老
- 三越事件とフジサンケイ
- 最終結論
- 脱税はあったのか
- 英子未亡人
- 第4章 梟雄 鹿内信隆のメディア支配[前]
- 存在しない「社史」
- 鹿内写真館
- 信隆の実父
- 陸軍主計将校
- 怪物・水野成夫
- 天性のアジテーター
- 満州と信隆
- 国策会社
- 公職追放と戦後財界
- 財界の守護神
- GHQ内部の対立
- 反共の闘士
- 財界暗黙の序列
- 謎の「日本電子工業」
- まことしやかにホラを吹ける人
- 日経連
- 「満州ゴロ」の巣窟に
- 「ニッポン放送」誕生
- 放送免許を取れ!
- 不可解な自殺
- ラジオの黄金期
- 聴取率至上主義
- テレビへの進出
- 大卒一期生・日枝久の入社
- 新聞経営の栄枯盛衰
- 国有地払い下げ
- 莫大な収益を生んだサンケイビル
- 水野成夫の転落
- 数十億円の累積損失
- 財界の秘密組織
- (下巻に続く)
製品情報
製品名 | メディアの支配者(上) |
---|---|
著者名 | 著:中川 一徳 |
発売日 | 2009年06月12日 |
価格 | 定価:817円(本体743円) |
ISBN | 978-4-06-276383-7 |
判型 | A6 |
ページ数 | 456ページ |
シリーズ | 講談社文庫 |
初出 | 2005年6月に小社より刊行された。 |
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