内容紹介
嘗邑(しょうゆう)を与えられた孟嘗君・田文(でんぶん)は、「天下万民のための宰相たれ」との孫びんの遺言で斉を出る。魏に乞われて宰相となり、斉にもどって宰相をつとめ、更に秦に赴くが、そこで生涯最大の危機を鶏鳴狗盗(けいめいくとう)で切りぬける。激しい争乱の世と、人間を愛して生きた戦国の名宰相にして中庸の思想を体現した大器を描ききった、感動の歴史ロマン。全5巻完結。(講談社文庫)
嘗邑(しょうゆう)を与えられた孟嘗君・田文(でんぶん)は、「天下万民のための宰相たれ」との孫びんの遺言で斉を出る。魏に乞われて宰相となり、斉にもどって宰相をつとめ、更に秦に赴くが、そこで生涯最大の危機を鶏鳴狗盗(けいめいくとう)で切りぬける。激しい争乱の世と、人間を愛して生きた戦国の名宰相を描ききった、感動の歴史ロマン。全5巻完結。
目次
- 海大魚
- 諸国漫遊
- 魏相の席
- 間 雲
- 斉の宰相
- 函谷関
- あとがき
- 年 譜
製品情報
製品名 | 孟嘗君(5) |
---|---|
著者名 | 著:宮城谷 昌光 |
発売日 | 1998年10月07日 |
価格 | 定価 : 本体610円(税別) |
ISBN | 978-4-06-263905-7 |
判型 | A6 |
ページ数 | 328ページ |
シリーズ | 講談社文庫 |
初出 | 『北海道新聞』・『河北新報』・『東京新聞』・『中日新聞』・『神戸新聞』・『西日本新聞』に、1993年3月1日~1995年8月31日まで連載。(『神戸新聞』のみ、震災による中断のため延長)。第5巻は、1995年11月に小社より刊行 |