15歳で著者の祖母は軍閥将軍の妾になる。中国全土で軍閥が勢力をぶつけあう1924年のことであった。続く満州国の成立。直前に生まれた母は、新しい支配者日本の過酷な占領政策を体験する。戦後、夫とともに共産党で昇進する母。そして中華人民共和国の成立後、反革命鎮圧運動の只中で著者は誕生する。
「もはや現代の古典」800万部を超えるベストセラー。世界30ヵ国で出版。
世界の各紙誌から大絶賛の声!!
「これほどまでのノンフィクションはかつて存在しなかった」(ロサンゼルスタイムス)
「単なる家族悲劇を完全に超えた1冊。冷静な眼でとらえた悲惨な中国の女性の3代記」(ニューズウィーク)
「長いあいだ記憶に残されるであろう中国が生んだ芸術作品」(タイム)
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