内容紹介
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目次
- 序章 カエルがいない?
- 第I部 第六の絶滅
- 第一章 ニュー・パンゲア
- 1 空飛ぶ哺乳類の受難
- 2 カエルのいない世界
- 3 二つの絶滅率
- 第二章 絶滅の考古学──キュヴィエの視線の先にあったもの
- 1 ジョルジュ・キュヴィエ
- 2 断層の向こう側
- 3 古生物学の誕生
- 第三章 第六の絶滅──炭素の意味論
- 1 温暖化か寒冷化か
- 2 負のフィードバック
- 3 正のフィードバック
- 第II部 第三の実験
- 第四章 プロメテウスの息子たち
- 1 結 集
- 2 ロスアラモス国立研究所
- 3 人工楽園
- 第五章 核分裂と核融合
- 1 2万トンの意味
- 2 投 下
- 3 爆 縮
- 第六章 レオ・シラードと最終兵器
- 1 シラードという男
- 2 光と放射能
- 3 最終兵器
- 第七章 自然選択と破局の論理
- 1 自然選択の世界
- 2 ハエの論理学
- 閑話休題──基準をかき回す
- 第III部 世界と未来の対角線
- 第八章 予測と変動
- 1 預言者の不在──一例としての少子高齢化の行く末
- 2 人口爆発をめぐるいくつかの推計
- 3 二つの絶滅率について
- 第九章 人為選択の経験と可能性
- 1 19世紀における人口爆発の危機
- 2 人間による人間の選別は可能か?
- 第一〇章 自由市場とその継子──行為における「信」と「不信」の構造
- 1 売買の憂鬱な機構
- 2 カウントされる欲望とカウントされない欲望
- 3 預言者の復権
- 4 暴力の投射的生産のメカニズム
- 第一一章 核の宅配便──ドクター・カーンのふしぎな事業
- 1 オランダのさまよえるパキスタン人
- 2 カーン・ネットワークの興隆
- 3 核不拡散システムの欺瞞と陥穽
- 4 ネットワークの終わりと未来
- 5 核拡散防止条約と非核三原則
- 終 章 ときを拓く試み
- 文献一覧
製品情報
製品名 | 絶滅の地球誌 |
---|---|
著者名 | 著:澤野 雅樹 |
発売日 | 2016年11月11日 |
価格 | 定価:2,200円(本体2,000円) |
ISBN | 978-4-06-258641-2 |
通巻番号 | 638 |
判型 | 四六 |
ページ数 | 368ページ |
シリーズ | 講談社選書メチエ |
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