内容紹介
オリエント・ギリシアを包含する「東地中海文化圏」の視点から独自の史観を展開。地中海世界は「東」と「西」に分かれている。ギリシア文明は、エジプト・ペルシアなどオリエント「先進国」のはざまのローカルな「東地中海文明」だった。その小さなギリシアが歴史の僥倖によりオリエントを征服し、西洋文明の源泉となる。「自由」と「海」の小さな文明が歴史に残した偉大な足跡を辿る。(講談社選書メチエ)
オリエント・ギリシアを包含する「東地中海文化圏」の視点から独自の史観を展開
地中海世界は「東」と「西」に分かれている。ギリシア文明は、エジプト・ペルシアなどオリエント「先進国」のはざまのローカルな「東地中海文明」だった。その小さなギリシアが歴史の僥倖によりオリエントを征服し、西洋文明の源泉となる。「自由」と「海」の小さな文明が歴史に残した偉大な足跡を辿る。
目次
- 序章 地中海の古代――ペルシア戦争前
- 第1章 ギリシア対エジプト・ペルシア
- 第2章 アレクサンドロス
- 第3章 ギリシア対ローマ
- 終章 生き残る文化圏――西と東のローマ
製品情報
製品名 | ギリシア文明とはなにか |
---|---|
著者名 | 著:手嶋 兼輔 |
発売日 | 2010年08月12日 |
価格 | 定価 : 本体1,600円(税別) |
ISBN | 978-4-06-258479-1 |
通巻番号 | 478 |
判型 | 四六 |
ページ数 | 260ページ |
シリーズ | 講談社選書メチエ |
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