内容紹介
母性社会に生きる日本人にとって『源氏物語』がもつ意味は、ことのほか大きい。そこには、人が自分の人生を回復させるのに欠かせない知恵が示されている! 母性社会に生きる日本人の課題図書! <この作品は2000年7月に刊行された『紫マンダラ』を文庫収録にあたり、改題、再編集したものです>
110万部突破!! 講談社+α文庫の 河合隼雄の本。母性社会に生きる日本人にとって『源氏物語』がもつ意味は、ことのほか大きい。そこには、人が自分の人生を回復させるのに欠かせない知恵が示されている! 心理療法家・河合隼雄は語る。「これは光源氏の物語ではなく、紫式部の物語なのだと思うようになった。千年も以前に、これだけ『個』ということを追求した1人の女性がいたという事実に興奮してしまって、しばらく眠ることができなかった」と。心理療法家の目はそこに、いま日本人が直面している生き方の問題を解くカギを提示する。母性社会に生きる日本人の課題図書! 『紫マンダラ』を改題・再編集し文庫化。
製品情報
製品名 | 源氏物語と日本人 |
---|---|
著者名 | 著:河合 隼雄 |
発売日 | 2003年10月21日 |
価格 | 定価 : 本体880円(税別) |
ISBN | 978-4-06-256788-6 |
判型 | A6変型 |
ページ数 | 368ページ |
シリーズ | 講談社+α文庫 |
初出 | ’00年7月、小学館から刊行された『紫マンダラ』を、文庫収録にあたり改題、再編集。 |
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