内容紹介
なぜ人間だけが言葉で話すようになったのか? 言語はコミュニケーションの手段ではなく、世界を俯瞰する眼としての自己を産み出した。人間のあらゆる認識、思考、行為の根幹をなす言語という現象の本質に迫るスリリングな論考。言語は内面に向かい、孤独は人を結びつける。
©Masashi Miura
製品情報
製品名 | 孤独の発明 または言語の政治学 |
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著者名 | 著:三浦 雅士 |
発売日 | 2018年06月30日 |
価格 | 定価 : 本体3,500円(税別) |
ISBN | 978-4-06-220880-2 |
判型 | 四六 |
ページ数 | 554ページ |
初出 | 「群像」2016年7月号~9月号、11月号~2017年8月号掲載(「言語の政治学」を改題) 「第十三章 感動の構造」は全面書き直し、「はしがき」「第十四章 視覚革命と言語革命」「第十五章 飛翔する言葉――社交する人間の「うたげ」」「あとがき」は書き下ろし。 |
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