巻頭の新規描き下ろしカラー口絵で読むひとを物語世界へと誘い、読者は一気にあのコロボックルの世界へ。 各巻ごとのキャラクターが一目でわかる相関図、登場小道具のあれこれ、懐かしい名場面なども盛り込みながら、シリーズ全6冊を紹介します。 物語作りの極意や時代背景といった作者からのメッセージ、絵に込めた思いといった画家からのメッセージも一度に読むことが出来ます。 日本独自の風土に根ざしたコロボックル作品と、古事記・八百万の神などとの関連にも迫ります。 子どもの頃にコロボックルを読んだといいう第一線の作家6名から寄せていただいた各巻の解説も。コロボックルの魅力がぎゅっと詰まった1冊です。
1928年、神奈川県生まれ。日本ファンタジー作家の第一人者。コロボックルシリーズ第1巻『だれも知らない小さな国』で毎日出版文化賞・国際アンデルセン国内賞などを受賞。『おばあさんのひこうき』で児童福祉文化賞・野間児童文芸賞を受賞。
1943年、兵庫県生まれ。1967年、『おばあさんのひこうき』で小学館絵画賞を受賞。
コロボックルむかしむかし
小さな国のつづきの話
ふしぎな目をした男の子
星からおちた小さな人
豆つぶほどの小さないぬ
だれも知らない小さな国
コロボックルぬりえ
コロボックルの小さな画集
だれもが知ってる小さな国
コロボックル物語
もうひとつのコロボックル物語
小さな人のむかしの話