抵抗の拠点から 朝日新聞「慰安婦報道」の核心

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抵抗の拠点から 朝日新聞「慰安婦報道」の核心
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内容紹介

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目次

  • ■第1章 朝日バッシングに異議あり!
  •  ・朝日問題はなぜ「歴史的な事件」なのか
  •  ・朝日バッシングの背景と本質
  • ■第2章 歴史を破壊する者たちへ
  •  黒々とした歴史修正主義の蠢き/ 総転向状態に陥ったメディア
  •  やわな「良識」を超えて/ 『週刊現代』の「逆張り」
  •  脅迫に屈する大学、抗う大学/ 普通が特異になる異常な状態
  •  深代惇郎と『天人』/ 巨大誤報に頬被りするメディア
  •  朝日新体制はジャーナリズムの使命を果たせるか
  • ■第3章 全真相 朝日新聞「慰安婦報道」
  •  【1】「売国奴」と呼ばれた記者の現在
  •  叩かれた者たちの声に耳を傾ける/植村隆氏との7時間の対話/なぜ慰安婦報道に関わることになったのか/元慰安婦を探して韓国へ/スクープという意識はまったくなかった/当時、慰安婦問題とどう向き合ったか/植村批判のすべてに答える/なぜキーセン学校の件に触れなかったのか/義母の存在は記事に影響したのか/差別を受けた人への共感が原点/「右翼が街宣車で行くぞ」/「人間のクズ」が横行する社会
  •  【2】朝日で「記者トップ」をきわめた男
  •  若宮啓文氏との対話/「反日記者」と呼ばれた元・主筆/もう一つの「慰安婦」検証記事/吉田清治証言と検証記事/朝日の体質とメディア内バッシング/特報部と「吉田調書」問題/なぜ「竹島コラム」を執筆したのか/偏狭なナショナリズムを超えて/安倍政権との対立/本多勝一氏と「朝日的なもの」/朝日は「反日」「左翼」なのか/真に「捏造」を繰り返すのは誰か
  •  【3】現役編集幹部は何を語るか
  •  前報道局長・市川速水氏の証言/なぜこのタイミングで「検証記事」を発表したか/池上コラム事件の真相/戦後補償問題と慰安婦報道にかかわるまで/元慰安婦たちの証言が明らかにしたもの/特ダネ「慰安所 軍関与示す資料」と宮澤訪韓/朝日のシステムの何が間違っていたのか/絶望と希望のはてに
  • ■エピローグにかえて――外岡秀俊氏との対話
  •  朝日新聞と慰安婦問題 関連年表/関連記事

製品情報

製品名 抵抗の拠点から 朝日新聞「慰安婦報道」の核心
著者名 著:青木 理
発売日 2014年12月17日
価格 定価:1,540円(本体1,400円)
ISBN 978-4-06-219343-6
判型 四六
ページ数 258ページ
初出 第1章…『サンデー毎日』2014年9月28日号、『世界』2014年11月号、第2章『サンデー毎日』2014年8月31日号、2014年9月28日号、2014年10月5日号、2014年10月19日号、2014年10月26日号、2014年11月2日号、2014年11月9日号、2014年11月16日号、2014年11月30日号。 ※一部加筆・修正を行いました。  第3章…書き下ろし

著者紹介

著:青木 理(アオキ オサム)

青木理(あおき・おさむ)
一九六六年長野県生まれ。共同通信入社後、成田支局、大阪社会部など経て、東京社会部では公安担当。オウム真理教事件、阪神淡路大震災はじめ様々な事件・事故取材に携わる。二〇〇二年から四年間、ソウル特派員。〇六年退社し、フリーとなる。主な著作に『日本の公安警察』(講談社現代新書)、『絞首刑』(講談社)、『トラオ 徳田虎雄 不随の病院王』(小学館)、『国策捜査』(角川書店)、『誘蛾灯』(講談社)、『青木理の抵抗の視線』(トランスビュー)などがある。テレビ・ラジオなどのコメンテーターとしても活躍している。

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