2005年の短篇の最高傑作
16人の作家がとらえた、文学の現在
2005年刊行の文芸誌発表の作品の中から、精選された16篇の小説を収録。
言葉だけが世界を創造する。言葉の力を永遠にまで高めた16人の作家が描き出す同時代の文学。
生田紗代「金魚の死後」
藤沢周「蟻」
高橋たか子「或る小説」
青来有一「釘」
田口ランディ「永遠の火」
大城立裕「まだか」
稲葉真弓「石に映る影」
鹿島田真希「女小説家」
中島たい子「彼の宅急便」
西村賢太「一夜」
甘糟幸子「怖ろしいあの夏の私」
古井由吉「始まり」
絲山秋子「愛なんかいらねー」
辻原登「イタリアの秋の水仙」
平田俊子「殴られた話」
リービ英雄「コネチカット・アベニュー」
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