内容紹介
声にすれば、「源氏」はもっとおもしろい!
瀬戸内寂聴の現代語訳『源氏物語』より朗読・音読にふさわしい名場面をダイジェスト。日本語の美しさと古典の魅力をより深く味わうために、読みやすくわかりやすい最適のテキストになりました。
『源氏物語』の書かれた千年前の王朝時代には、物語は、作者自筆の原稿を廻し読みしたり、書き写したりして拡まっていったのです。複数の人々が集まり、その中で声のいい朗読の上手な1人が、物語を音読すると、そこに集った人々が同時にみんな耳で聞き、目で読む以上に、自分の頭に刻みこんでしまうのです。そうして読まれ、広められていくのが、物語の運命でした。ひとりで読む時も、グループで読む時も、このテキストが『源氏物語』の導き手となって、あなたを雅びやかな王朝の世界に案内してくれることでしょう。――瀬戸内寂聴
製品情報
製品名 | 声にして楽しむ源氏物語 |
---|---|
著者名 | 編:NPO日本朗読文化協会 訳:瀬戸内 寂聴 その他:児玉 朗 その他:高橋 俊三 |
発売日 | 2005年05月26日 |
価格 | 定価:1,650円(本体1,500円) |
ISBN | 978-4-06-212919-0 |
判型 | 四六 |
ページ数 | 258ページ |
関連シリーズ
-
『源氏物語』の男たち ミスター・ゲンジの生活と意見
-
『源氏物語』男の世界
-
寂聴と読む源氏物語
-
藤壺
-
瀬戸内寂聴の源氏物語
-
瀬戸内寂聴 源氏物語
-
源氏物語 湖月抄
-
説き語り「源氏物語」
-
げんじものがたり
-
源氏物語(児童)
-
源氏物語と日本人
-
なまみこ物語・源氏物語私見
-
知られざる源氏物語
-
今泉忠義 源氏物語
-
源氏物語入門
-
『源氏物語』を江戸から読む
-
平安の気象予報士 紫式部-『源氏物語』に隠された天気の科学
-
源氏物語=性の迷宮へ
-
マンガ源氏物語
-
「ブス論」で読む源氏物語
-
わかれば『源氏』はおもしろい
-
瀬戸内寂聴と源氏物語 展覧会図録
-
源氏物語絵詞
-
歩く源氏物語
-
源氏物語現代詩訳・上巻 光源氏と王朝の女人たち(普及版)
-
源氏物語現代詩訳・下巻 源氏その愛と憂愁(普及版)
-
源氏物語のヒロインたち[対談]
-
「源氏物語」を江戸から読む
-
はじめての源氏物語