内容紹介
『大人も新聞もウソつきや』
愛と笑いと勇気の物語。著者初の書き下ろし長編小説。
【立花隆氏】
ここにはしたたかだが純粋な「少年H」の眼を通して、あの戦争の時代が活写されている。これは戦後50年という時間と、妹尾河童という個性を得てはじめて形象化されたあの時代の「意味」である。
【澤地久枝氏】
この物語には、今まで誰も書かなかった貴重な「時代への証言」がある。戦争を知らない少年少女はもちろん、かつて少年少女であった大人の人にも、逞しく繊細な「少年H」にぜひ会ってほしい。笑いと涙と真実の素顔に。
【椎名誠氏】
読みすすみうちに今日の河童さんの、あの天真爛漫な100%全開の好奇心に彩られた水平垂直タテヨコナナメの全空間的行動力とそのゆるぎない追求・探求心の源流が見えてくる。
製品情報
製品名 | 少年H(上) |
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著者名 | 著:妹尾 河童 |
発売日 | 1997年01月13日 |
価格 | 定価 : 本体1,456円(税別) |
ISBN | 978-4-06-208199-3 |
判型 | 四六 |
ページ数 | 358ページ |