味覚随筆ほど、楽しいものはない。真夏の食欲のないときも、気に入った食べものの本を読めば、何となく食べる気がおきるし、味覚の秋ともなれば、初秋の憂鬱など吹き飛ばしてくれる。食うことの思いに執念を燃やす著者が、味覚を主題とする数々の文学作品に、美味追求や味覚極楽の世界をのぞき、味覚の風土を訪ねる好エッセイ。
ランチの時間
気がつけばチェーン店ばかりでメシを食べている
ベイルート961時間(とそれに伴う321皿の料理)
ラズウェル細木の漫画エッセイ グルメ宝島 美味しい食の探検へ
腹ペコ騒動記 世界満腹食べ歩き
LAフード・ダイアリー
アマゾンの料理人
東京甘味食堂
珍饌会 露伴の食
忘れない味 「食べる」をめぐる27篇
いとしい人と、おいしい食卓
酔っぱらい読本
口福無限
世界文学「食」紀行
食魔 岡本かの子食文学傑作選
うまうまノート
食いものの恨み
食べるが勝ち!
メニューの余白
スペインの食卓から
寿司屋の親父のひとり言
少年とグルメ
うまいものが食べたくて