内容紹介
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目次
- 序
- 1.因果応報の理(ことわい)
- 2.霊異記著作の目的
- 第1 法華経を憶持せし者の舌、曝(さ)りたる髑髏(ひとかしら)の中に著きて朽ちずありし縁
- 第2 生物の命を殺して怨(あた)を結び、狐と狗(いぬ)とに作りて互に相報いし縁
- 第3 沙門の十一観世音の像に憑り願ひて、現報を得し縁
- 第4 沙門の方広大乗を誦持して海に沈みて溺れざりし縁第5 妙見菩薩の変化して異形を示し、盗人を顕しし縁
- 第6 禅師の食はむとする魚の化して法華経と作りて、俗の誹りを覆し縁
- 第7 観音の木像の助を被りて、王難を脱れし縁
- 第8 弥勒菩薩の願ふ所に応じて奇形を示したたまひし縁
- 第9 閻羅王の奇しき表を示し、人に勧めて善を修せしめし縁
- 1.藤原広足、冥界に往還す。
- 2.広足、死せる妻に会ふ
- 第10 如法に写し奉りし法華経の火に焼けざりし縁
- 第11二つ目盲ひたる女人の、薬師仏の木像に帰敬して、以て現に眼を明くこと得し縁
- 第12 二つ目盲ひたる男の、敬みて千手観音の日摩尼手を称へて、以て現に眼を明くこと得し縁
- 第13 法華経を写さむとして願を建てし人の、断えて暗き穴に内り、願力に頼りて、命を全くすること得し縁
- 第14 千手の咒を憶持する者を拍ちて、以て現に悪死の報を得し縁
- 第15 沙弥の乞食するを撃ちて、以て現に悪死の報を得し縁
- 第16 女人、濫(みだりがは)しく嫁ぎて、子を乳に飢ゑしめしが故に、現報を得し縁
- 第17 未だ作り畢へぬ捻せふの像の呻ふ音を生じて、奇しき表を示しし縁
- 第18 法華経を写し奉る経師の、邪婬を為して、以て現に悪死の報を得し縁
- 第19 産み生せる肉団(ししむら)の作れる女子の善を修し人を化せし縁
- 第20 法華経を写し奉る女人の過失を誹りて、以て現に口ゆがみし縁
- 第21 沙門の、一つの目眼盲ひ、金剛般若経を読ましめて、眼を明くこと得し縁
- 第22 重き斤もて人の物を取り、又法花華経を写して、以て現に善悪の報を得し縁
- 1.他田舎人蝦夷(をさだのとねりえびす)、冥界に至る
- 2.蝦夷、法華経を写せる功徳により冥界より生還す
- 第23 寺の物を用
製品情報
製品名 | 日本霊異記(下) 全訳注 |
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著者名 | その他:中田 祝夫 |
発売日 | 1980年04月07日 |
価格 | 定価:1,298円(本体1,180円) |
ISBN | 978-4-06-158337-5 |
通巻番号 | 337 |
判型 | A6 |
ページ数 | 320ページ |
シリーズ | 講談社学術文庫 |