内容紹介
目次
- ●第1章 ヨーロッパ古代の世界史記述――世界史記述の発生
- 第1節 歴史観の世界観的基礎
- 1.古代ギリシア人の「世界」と時間
- 2.古代ローマ人の「世界」と時間
- 第2節 古代的歴史学・世界史像の特質
- ●第2章 ヨーロッパ中世のキリスト教的世界史記述――「普遍史」の時代
- 第1節 歴史観の世界観的基礎
- 1.アウグスティヌスと古代的普遍史
- 2.中世における「世界」
- 3.中世における時間
- 第2節 中世的歴史学・世界史像の特質
- ●第3章 ヨーロッパ近世の世界史的記述――普遍史の危機の時代
- 第1節 歴史観の世界観的基礎の変化
- 第2節 プロテスタント的普遍史の発生と年代学論争
- ●第4章 啓蒙主義の時代――文化史的世界史の形成と普遍史の崩壊
- 第1節 歴史観の世界観的基礎――「科学革命」による諸変化
- 第2節 啓蒙主義的歴史学・世界史像の特質
- 1.啓蒙主義的世界史=文化史的世界史
- 2.普遍史の崩壊と啓蒙主義的歴史学
- 3.啓蒙主義的世界史の諸問題
- ●第5章 近代ヨーロッパの世界史記述――科学的世界史
- 第1節 歴史観の世界観的基礎
- 1.ヨーロッパの世界支配と西欧の19世紀的歴史意識
- 2.ロマン主義の世紀
- 第2節 ヨーロッパ近代における歴史学・世界史像の特質
- 1.ランケによる「歴史主義の完成」と科学的世界史
- 2.マルクスの世界史像
- 3.19世紀に登場した世界史の新構成要素
- 4.19世紀西欧的世界史の諸問題
- 5.19世紀西欧的世界史と戦後日本における世界史
製品情報
製品名 | 世界史とヨーロッパ |
---|---|
著者名 | 著:岡崎 勝世 |
発売日 | 2003年10月17日 |
価格 | 定価:1,100円(本体1,000円) |
ISBN | 978-4-06-149687-3 |
通巻番号 | 1687 |
判型 | 新書 |
ページ数 | 272ページ |
シリーズ | 講談社現代新書 |
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