未来は過去のなかにある─歴史を見つめ、新時代をひらく

ミライハカコノナカニアル
未来は過去のなかにある─歴史を見つめ、新時代をひらく
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内容紹介

戦争のない「冷戦」を享受できたのは、アジアでは日本だけであり、それは例外的状況だった! その結果として、60年以上にわたる稀有な繁栄と平和がある。その光と影を知ることは、われわれの義務ではないだろうか。好評の「道新フォーラム」活字化第2弾。


■本文より

過去のなかには失敗したことも成功したことも含めて、さまざまな人類の叡知、知恵があると思うんです。それを読み取って自分のものにする。そのときになにを大事にするかといったら、“誰がなにを言ったか”よりも、“どんな事実があったか”です。(澤地久枝)

わたくしたちはひとつの国の歴史だけではなく、また隣国の歴史はもちろんのこと、遠いヨーロッパで起きた、その歴史をもしっかりと学びながら、いまのこのキナ臭い状態にたいして、なにが未発の可能性としてありうるのかを真剣に考えなければなりません。(姜尚中)

私たちは前の時代の歴史の声に耳を澄ますと同時に、後の世に向けて歴史の声をつぶやきつづけなければいけない。そのために私たちは、日常のなかでつねに意識的であることが大事ではないか。(保阪正康)

製品情報

製品名 未来は過去のなかにある─歴史を見つめ、新時代をひらく
著者名 著:保阪 正康 著:澤地 久枝 著:姜 尚中
発売日 2013年01月29日
価格 定価 : 本体1,300円(税別)
ISBN 978-4-06-218084-9
判型 四六
ページ数 178ページ
初出 2010年11月28日に札幌市中央区の道新ホールで開かれた道新フォーラム「現代への視点2010~歴史から学び、伝えるもの」(北海道新聞社主催)を書籍化したもの。当日の講演をベースに大幅な加筆、削除訂正をほどこし、講談社において編集したもの。

著者紹介

著:保阪 正康(ホサカ マサヤス)

保阪正康(ほさか・まさやす)
1939年、札幌市生まれ。同志社大学文学部卒業。ノンフィクション作家。「昭和史を語り継ぐ会」主宰。昭和史の実証的研究を志し、延べ4000人もの関係者たちに取材してその肉声を記録してきた。個人誌『昭和史講座』を中心とする一連の研究で、第52回菊池寛賞を受賞。『昭和史七つの謎』(講談社文庫)、『東條英機と天皇の時代(上下)』(文春文庫)、『昭和陸軍の研究(上下)』(朝日文庫)など著書多数。

著:澤地 久枝(サワチ ヒサエ)

澤地久枝(さわち・ひさえ)
1930年、東京生まれ。幼少期を旧満洲(現中国東北地方)で過ごし、そこで敗戦を迎える。中央公論社で働きながら早稲田大学を卒業。1972年に発表した『妻たちの二・二六事件』でデビューし、本格的な執筆活動に入る。『火はわが胸中にあり』で日本ノンフィクション賞、『記録ミッドウェー海戦』で菊池寛賞を受賞。太平洋戦争やそこに至る昭和史に焦点を当てた多数の著作がある。

著:姜 尚中(カン サンジュン)

姜尚中 (カン・サンジュン/Kang Sang-jung)
1950年、熊本県熊本市生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了。旧西ドイツ、エアランゲン大学に留学の後、国際基督教大学助教授・準教授などを経て、現在、東京大学大学院情報学環・学際情報学府教授。東京大学現代韓国研究センター長。専攻は政治学、政治思想史。テレビ・新聞・雑誌などで幅広く活躍。『オリエンタリズムの彼方へ―近代文化批判』『マックス・ウェーバーと近代』(ともに岩波現代文庫)、『母─オモニ』(集英社)、『悩む力』『続・悩む力』(いずれも集英社新書)、『在日』(講談社/集英社文庫)『在日 ふたつの「祖国」への思い』(講談社+α新書)など著書多数。

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