政界を知り尽くした男が語る政治家の裏の裏ユーモアまじりの毒舌は当代一流。政局の節目には超派閥で動いてきた仕掛人「たむげん」がついに新聞やテレビではわからない政界の奥の院を全てバラしてしまった

倒幕。それは、日本の夜明けにとって、避け得ざる命題となった。いかにして、どのような形で!?　そこには、関ケ原以来の怨みまで内蔵した、勢力争い・権力争いの、激しく、凄じい確執が潜んでいる。本巻には、薩長土の側に立つ坂本龍馬、中岡慎太郎、伊藤博文、西郷隆盛、高杉晋作、岩倉具視、福沢諭吉を収録。薩長土側の立場で維新の道を拓く英才たち！

ペリー来航！　泰平の夢は破れた。日本はその日を境いに、騒然たる混乱の渦にまきこまれる。開国佐幕、攘夷尊皇……、国論は真二つに割れ、人々はそれぞれの立場、利害得失に応じて、風雲の乱れを呼ぶ。本巻には、幕府側に立つ井伊直弼、松平容保、小栗上野介、榎本武揚、河井継之助、大島圭介、天野八郎を収録。幕府側立場で幕末史を彩る英傑俊英の相！

長い安定政権を誇った徳川幕府も、１９世紀を迎えると、さまざまな矛盾を露呈しはじめた。財政難、鎖国による文明の遅れなどなど。そうしたさなか、日本近海には西欧列強の船舶が不気味に出没しはじめ、近代日本を拓く人々の動きも活溌化する。本巻には、高野長英、渡辺崋山、吉田松陰、勝海舟、徳川慶喜を収録。近代日本を拓く傑物・巨人たちの動と静！

足利幕府の弱体化にともない、おのれの勢力拡張を図る群雄は、諸国に蜂起、下剋上の時代は確実に迫ってくる。動乱の時代を切り開く、戦国の名将たち。天下を再統一するのは誰か？　――歴史人物の事跡を探る傑作。本巻には、武田信玄、上杉謙信、里見義堯、織田信長、明智光秀、三好長慶、松永久秀、豊臣秀吉を収録。

荘園制の崩壊は、王朝貴族社会の瓦解を促し、承平天慶の乱、保元平治の乱などを経て、天下の政権は次第に武家の手に移っていった。そして、そこにまた源平の激しい確執が……。この体制変革の時代を生きのびる雄将、智将の経略譜。本巻には平将門、源義家、源義朝、平清盛、源頼朝、北条政子、源義経を収録。