父が子に語る科学の話 親子の対話から生まれた感動の科学入門

ブルーバックス
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父が子に語る科学の話 親子の対話から生まれた感動の科学入門
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内容紹介

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目次

序文 科学はなぜ「対話」を必要とするのか?(読書猿)

まえがき

第一章 科学って何だろう?――この世界のしくみを解き明かす方法

1 「世界をよく理解する」ということ

科学と宗教は正反対?
なぜジョルダーノ・ブルーノは火あぶりにされた?
コペルニクスが起こした革命

2 どうしてみんな科学を信じるの?

コペルニクスだって「ぜんぶ正しい」わけじゃなかった
「ガリレオの仮説」が画期的だった理由
「偉大な発見」を生んだアイデア
ローマ法王を説得できなかったガリレオ

3 「まちがい」から発見が生まれる

ケプラーがこだわった「シンプルな原則」
「人工衛星」の発想はどのように生まれたか
「思考実験」が科学を発展させた
科学と迷信のあいだ

第二章 世界は何からできている?――科学者たちが追い求めてきたこと

1 物理学の「もっとも重要な問い」

私たちは何でできている?
すべての事物はひとつ?
デモクリトスの原子論
ピタゴラスは「原子」をどう説明したか
アリストテレスという呪縛

2 偉大な科学者は「過激派」だった?

この宇宙のすべてを疑う
デカルトと物理学
デカルトの「誤り」がニュートンの道を拓いた

3 もうひとつの科学革命

科学集団の誕生
ニュートンと人工衛星
理論と観察
「偉大な理論」は何がすごいの?

第三章 大発見はどうやって生まれる?――アイデアで世界を動かすには

1 すべては仮説からはじまる

ライプニッツの批判が認められなかったワケ
ライプニッツとニュートンの「代理戦争」
世紀をまたぐ論争のゆくえ
ニュートン理論にも限界があった?
エルステッドの大発見

2 情熱が定説を変える

「エーテルなんて存在しない」と見抜いたファラデー
科学界のシンデレラ物語
全世界を相手にして戦う
科学を揺り動かした「奇妙な実験」
バトンは次の世代に

日本版へのあとがき/訳者解説/ブックガイド/事項さくいん/人物さくいん

製品情報

製品名 父が子に語る科学の話 親子の対話から生まれた感動の科学入門
著者名 著:ヨセフ・アガシ 訳:立花 希一
発売日 2024年07月18日
価格 定価:1,210円(本体1,100円)
ISBN 978-4-06-536849-7
通巻番号 2268
判型 新書
ページ数 304ページ
シリーズ ブルーバックス
初出 本書は2002年に小社から刊行された『科学の大発見はなぜ生まれたか』を改題の上、大幅な改訳・再編集を加えたものです。

著者紹介

著:ヨセフ・アガシ(ヨセフ アガシ)

1927年~2023年。現在のイスラエルに生まれる。ヘブライ大学で物理学修士、ロンドン大学で哲学博士の学位を取得。この間、著名な科学哲学者ポパーに師事。専門は科学哲学、科学史。香港大学講師、イリノイ大学准教授などを経て、ヨーク大学名誉教授、テルアビブ大学名誉教授。著書に"Faraday as a natural philosopher"など多数。

訳:立花 希一(タチバナ キイチ)

1952年、東京都に生まれる。筑波大学大学院哲学・思想研究科哲学専攻博士課程単位取得満期退学。秋田大学教育文化学部教授を経て、秋田大学名誉教授。

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