人体最強の臓器 皮膚のふしぎ 最新科学でわかった万能性

ブルーバックス
ジンタイサイキョウノゾウキヒフノフシギサイシンカガクデワカッタバンノウセイ
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人体最強の臓器 皮膚のふしぎ 最新科学でわかった万能性
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内容紹介

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目次

第1章 そもそも皮膚とはなにか?
1―1 人体最大の臓器「皮膚」
1―2 皮膚の3層構造
1―3 付属器
1―4 皮膚の機能

第2章 皮膚がなければ、人は死ぬ
―生体防御器官としての皮膚
2―1 防御システムの要、皮膚の役割
2―2 皮膚は免疫器官である
2―3 免疫の第一の防御壁「自然免疫」
2―4 免疫の第二の防御壁「獲得免疫」

第3章 なぜ「かゆく」なるのか? 感覚器官としての皮膚
 ―感覚器官としての皮膚 
3―1 実はよくわかっていない「かゆみ」
3―2 感覚の分類
3―3 感覚には歪みがある
3―4 皮膚のセンサ―には2種類ある
3―5 伝達速度の差はじつに100倍
3―6 かゆみとはなんだろう
3―7 かゆみの伝達経路
3―8 かくとなぜ「かゆみ」が治まるのか?
3―9 TRPチャネルとはなにか?

第4章 動物の皮膚とヒトの皮膚
―生き物が変われば皮膚も変わる
4―1 植物にも「皮膚」がある
4―2 魚の皮膚、ヒトの皮膚。共通の構造とは
4―3 ヒトの皮膚はきわめて特殊
4―4 なぜヒトは裸のサルになったのか?
4―5 皮膚や毛の発生にかかわる遺伝子にネアンデルタ―ル人の痕跡が

第5章 皮膚の病気を考える
―どんな病気があるのか?
5―1 もっとも患者数が多い皮膚疾患は?
5―2「皮膚の病気」ならではの特徴
5―3 皮膚医学の世界も日進月歩
5―4 皮膚を3次元の組織として理解する
5―5 バラエティ―に富む皮膚の病気
5―6 皮膚から重篤な病気がわかる

第6章 アトピー性皮膚炎の科学
―現代人を悩ます皮膚の難病
6―1 この40~50年でアレルギー疾患が急増したのはなぜ?
6―2 アレルギーはなぜ起きるのか?
6―3 免疫の司令塔には2種類ある
6―4 アトピー性皮膚炎の定義
6―5 アトピー性皮膚炎の発症原因
6―6 アトピー性皮膚炎の臨床症状と診断
6―7 アトピー性皮膚炎の病態 
6―8 アトピー性皮膚炎の治療 
6―9 プロアクティブという考え方ほか

第7章 皮膚は衰える
―皮膚の老化とアンチエイジング 
7―1 美容とは皮膚を美しくすることである 
7―2 歳をとると、否応なく皮膚は衰える 
7―3 光老化とはなにか? 
7―4 紫外線対策で光老化を防ぐ 
7―5 でも紫外線は生命活動に必要 
7―6 日焼けを防ぐには 
7―7 日焼け止めを賢く使う
7―8 ヒアルロン酸注射 ほか

第8章 未来の皮膚医療はどう変わる? 
8―1 皮膚常在菌が皮膚医療を変える? 
8―2 皮膚の上に棲む皮膚常在菌 
8―3 皮膚常在菌の移植で皮膚病を治す 
8―4 悪玉細菌を駆除したら皮膚病は治るのか? ほか

製品情報

製品名 人体最強の臓器 皮膚のふしぎ 最新科学でわかった万能性
著者名 著:椛島 健治
発売日 2022年12月15日
価格 定価:1,320円(本体1,200円)
ISBN 978-4-06-530387-0
通巻番号 2220
判型 新書
ページ数 304ページ
シリーズ ブルーバックス

著者紹介

著:椛島 健治(カバシマ ケンジ)

京都大学医学研究科・皮膚科教授。1970年岐阜県生まれ北九州育ち。1996年京都大学医学部卒業。医学博士。横須賀米海軍病院・京都大学・米国ワシントン大学、カリフォルニア大学サンフランシスコ校、産業医科大学などでの勤務を経て、2015年から現職。シンガポールA*Starシニア主任研究員(兼任)。日本皮膚科学会賞、免疫学会賞、日本学術振興会賞、文部科学大臣表彰などを受賞。皮膚の臨床(アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患)・研究(皮膚免疫・アレルギー疾患の病態の解明と臨床応用)・趣味(ランニング 「2020年の別府大分マラソン 2:54:37」・ゴルフ・温泉旅行)に日夜励んでいる。

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受賞作
『人体最強の臓器 皮膚のふしぎ 最新科学でわかった万能性』…第39回 講談社科学出版賞 受賞 (2023.7.20)

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