数学史入門

講談社学術文庫
スウガクシニュウモン
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数学史入門
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内容紹介

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目次

  • はじめに
  • 序章 聞いてみたいこと
  • 第1章 深い森へ
  • 1 円周率
  • 2 ピタゴラスの定理
  • 3 平行線の公理
  • 4 ツェノンの逆理
  • 第2章 近世に向けての旅立ち――文明の流れのなかで
  • 1 中世から近世へ
  • 2 火薬と大砲――運動に向けての視線
  • 3 コンパス
  • 4 活版印刷
  • 5 時計
  • 第3章 ヨーロッパ数学の出発
  • 1 デカルトの“方法”
  • 2 ニュートンの『プリンキピア』
  • 3 微分・積分の創造――ニュートンの流率
  • 4 ライプニッツの無限小量
  • 第4章 数学の展開
  • 1 開かれた社会へ
  • 2 バーゼル問題の解と『無限解析』
  • 3 オイラー――無限のなかの算術
  • 4 無限小量への批判
  • 第5章 関数概念の登場
  • 1 変化するもの
  • 2 関数、グラフ、極限
  • 3 微分――関数への作用
  • 4 積分――関数のひろがり
  • 5 微分と積分――数学の2つの方向
  • 第6章 解析学の展開
  • 1 テイラー展開と因果律
  • 2 複素数
  • 3 正則性
  • 4 波立つ変化
  • おわりに 数学の歩みをふり返って
  • (解説 上野健爾)

製品情報

製品名 数学史入門
著者名 著:志賀 浩二 解説:上野 健爾
発売日 2022年11月10日
価格 定価:1,012円(本体920円)
ISBN 978-4-06-529959-3
通巻番号 2741
判型 A6
ページ数 224ページ
シリーズ 講談社学術文庫
初出 本書の原本『数学が歩いてきた道』は、2009年にPHPサイエンス・ワールド新書より刊行されました。

著者紹介

著:志賀 浩二(シガ コウジ)

1930年,新潟市生まれ。東京大学大学院数学系修士課程修了。東京工業大学名誉教授。著書に『無限のなかの数学』,『数の大航海』,『現代数学への招待』,『数学30講シリーズ』(全10巻),『数学が生まれる物語』(全6巻),『大人のための数学』(全7巻)など多数。

解説:上野 健爾(ウエノ ケンジ)

1945年,熊本市生まれ。東京大学大学院理学系研究科修士課程修了。四日市大学関孝和数学研究所長。京都大学名誉教授。著書に『和算への誘い』,『小平邦彦が拓いた数学』,『円周率が歩んだ道』,『複素数の世界』,『関孝和論序説』(共著)など多数。

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