レヴィ=ストロース 構造

講談社学術文庫
レヴィストロースコウゾウ
  • 電子あり
レヴィ=ストロース 構造
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内容紹介

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目次

まえがき

序 章 構造主義のエシックス
1 解剖台の上のミシンと洋傘の偶然の出会い
2 自分という空虚な場所
3 地獄とはわれわれ自身のことだ……
4 「自由についての考察」
第一章 歴史の影のなかで
1 いとこ同士
2 ブラジルヘ――森と大都会
3 悲しき熱帯
第二章 声とインセスト
1 ニューヨークの出会い
2 人はみな親族として生まれる
3 親族の基本構造
第三章 旅の終わり
1 歴史の試錬
2 歴史の遠近法
3 歴史の余白と意識されぬものの領域
第四章 神話と詩のあいだに
1 神話論への助走
2 神話論のスケッチ
3 「猫たち」のまなざし
第五章 幻想から思考へ
1 トーテミズムの幻想
2 野生の思考へ
3 思考のなかの社会
第六章 新石器のビルドゥングスロマン 1――南半球の森から
1 鳥刺しの後を追って
2 変換と解読
3 料理と天体
第七章 新石器のビルドゥングスロマン 2――北半球への旅
1 カヌーの旅、徒歩の旅
2 北西海岸の鳥剌したち
3 「唯一の神話」
終 章 「構造」の軌跡

主要著作ダイジェスト
キーワード解説
読書案内
あとがき
レヴィ=ストロース略年譜

解 説 小泉義之

製品情報

製品名 レヴィ=ストロース 構造
著者名 著:渡辺 公三
発売日 2020年09月11日
価格 定価:1,408円(本体1,280円)
ISBN 978-4-06-520920-2
通巻番号 2627
判型 A6
ページ数 360ページ
シリーズ 講談社学術文庫
初出 本書の原本は、1996年に「現代思想の冒険者たち」第20巻として小社から刊行されました。原本刊行後に出版された訳書の情報を付加したほか、最新のものに合わせて若干の改訂を行っています。

著者紹介

著:渡辺 公三(ワタナベ コウゾウ)

1949年、東京都生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程満期退学。立命館大学文学部教授、同大学大学院先端総合学術研究科教授などを歴任。2017年逝去。専門は、文化人類学。主な著書に、『司法的同一性の誕生』、『身体・歴史・人類学』(全3巻)、『闘うレヴィ=ストロース』など。主な訳書に、レヴィ=ストロース『やきもち焼きの土器つくり』、『神話論理III 食卓作法の起源』(共訳)、『大山猫の物語』など。

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