内容紹介
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目次
- 序章 慢性の腰痛には「ストレス」や「不安」が関与する/ウォーキングだけで腰痛がなくなった!/心療整形外科で腰痛、肩こり、関節痛が治る/整形外科では治らない腰痛、肩こり、関節痛に取り組んで/こころにうまくアプローチすると自己治癒力が生まれる/今日から始められることがある
- 第1章 心療整形外科で腰痛、肩こり、関節痛を治す
- 脊柱管狭窄症でも「歩かなくてはダメなんです」/歩いてみたら絶望から抜け出せた/心療内科を学んだ整形外科医だからできたこと/整形外科は運動器科/運動器痛は「動かして治す」/動かせば、からだとこころの悪循環は断てる/こころに対する治療が有効/腰痛に効く「認知行動療法」/抗うつ薬、認知行動療法を試さないのはもったいない
- 第2章 自律神経がわかれば痛みは減る
- 肩こりをすぐに治す手段がないことがわかったらよくなった/秘めた「怒り」の感情が痛みの原因に/自律神経が「こり」のカギ/自律神経はこころとからだをつなぐネットワーク/「異物」との間に生じるストレスと、うまく折り合う/破局的思考は痛みを悪化させる
- 第3章 マインドフルネス・ウォーキングのすすめ
- 腰痛でしてはいけないことは「してはいけないことを考えること」/問題は棚上げする/からだは動かさないと痛くなるようにできている/マインドフルネスで「今だけ」を感じる/痛みへの不安、痛みの原因を考えない/腰痛に「つきあう」のではなく、見つめる/からだは、そう簡単にこわれない/マインドフルネス腰痛体操/マインドフルネス・ウォーキングのすすめ/肩こりもマインドフルネスで動かす/肩こりの原因ストレートネックも自分で治せる/ヒザ痛にもマインドフルネスは有効
- 第4章 「病名」に惑わされるな
- 意外な脊柱管狭窄症の診療ガイドライン/MRIで狭窄があっても腰部脊柱管狭窄症とは限らない/所見と病名は違うもの/病名は保険のためにある?/病名に人生を支配されるのはもったいない/分離症でもすべり症でも「動かす」
- 第5章 「良医」にかかるには
- 医者はなぜ腰痛の原因を教えてくれないのか/新腰痛診療ガイドラインの読み方/医者が「炎症」「血流」を持ち出す理由/どうせなら治療同盟を結ぼう/薬がよく効く医者/「手術は成功しました」と言う医者はあり得ない/手術の結果を判断するのは患者さん/痛みは自分にしか測れない
- 第6章 決めつけると治らない
- 「今どきのお年寄り」は悲観的?/「年のせい」「一生治らない」と決めつけない/加齢に伴う痛みへの対処法/アンチ・エイジングからアジャスト・エイジングへ/ピンピンコロリ運動で前向きな人生を/朝、10分だけ痛い腰痛を治すには/痛み止めの薬は一時的に痛みを止めるだけ?/腰痛に最も効く薬
- 第7章 医者との幸せな関係をどう築くか
- 「標準治療」こそ最良の治療/新ガイドラインでも認知行動療法は有効/「メディカルコレクトネス」への疑問/ネット時代の医者・患者関係/間違いだらけのインターネット情報/宙ぶらりんな状態に耐える力/受容することの大切さ
- ほか
製品情報
製品名 | 腰痛は歩いて治す からだを動かしたくなる整形外科 |
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著者名 | 著:谷川 浩隆 |
発売日 | 2019年12月11日 |
価格 | 定価:990円(本体900円) |
ISBN | 978-4-06-518016-7 |
通巻番号 | 2554 |
判型 | 新書 |
ページ数 | 224ページ |
シリーズ | 講談社現代新書 |